ニュースおよびお知らせの過去のデータ


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 過去ののニュース

(193)「風の輪コンサート」終了(2012.9.29)
 今年で5回目となる同コンサートは、9月10日、昨年と同じように「9.11テロ犠牲者と東日本震災犠牲者追悼」をメイン テーマにして行われました。会場となったマーキンホールは、昨年より小さいが音響の良い施設で、小編成のプログラムに丁度良かったようです。
 特別ゲストとして美しいスタッテン島のメモリアル(本HP 5−2−2、(1)に写真掲載)を設計された曽野正之さんも来場され、バックスクリーンにはその写真が写されていました。プログラムのメインは「ハーレム少年・少女合唱団」のOB/OG合唱団で、日本ではなかなか聞けない歌声を聞かせてくれました。
詳細はトップページのリンクからご覧ください。

(192)今年のメモリアル・コンサートは前夜(10日)です(2012.8.10)
 例年行われていた「風の輪」メモリアル・コンサートは、会場の都合で10日夜におこなわれます。場所はリンカーン・センター北側のカウフマン・センター、マーキン・コンサートホールです。詳しくは「お知らせ」欄をご覧ください。

(191)今年のニューヨークでの追悼式について(1)(2012.7.25)
 10周年をすぎて、縮小するとの説もありましたが、ほぼ例年通りの式典が行われるようです。主催者は「メモリアル&ミュージアム」になりました。すでに連絡が届いている方もあると思いますが、連絡内容は下記の通りです。

 (開始時間不明ですが)最初の黙祷は8時46分(北棟突入時刻)で、これを含み計6回の黙祷があります。これはペンタゴン突入とU93墜落時刻を含んでいます。この間、例年通り奏楽と犠牲者氏名の読み上げが行われます。式は12時に終わりますが、メモリアルは家族に午後8時まで開放されます。夜はトリビュートライトの点灯もあります。
 現在、犠牲者氏名の読み上げを希望する家族を募集中です。 
メールによる申し込み: cferer@cityhall.nyc.gov  締め切り 8月3日(金) (抽選により決定)

なお、式典への公式招待状(兼入場許可書)は8月初めに発送予定で、当日必ず持参してほしいとのことです。

(187)NYC援助団体から10周年式典参加者に補助金支給(2012.4.1)
0周年式典でNYを訪問された方に対するNY市および支援団体(MHA-NYC)(下註)補助金支給がおこなわれます。手続きの締め切りは3月末です。対象者はお忘れなく。詳細は「お知らせ(44)」欄に記載しましのでご覧ください。
(支給は終了したようです)

(この情報については、支給資格などについて疑問点が多く、掲載が遅れました)
註:Mental Health Association, New York Cit

(178)今年のコンサートは「9.11」+「3.11」 (2011.10.10)
 現地在住の白田正樹氏の主催する「風の輪」コンサートも今年で4回目を迎えました。今年は9・11と共に、3・11を追悼する意味もかねて行われました。
 前半には東北地区出身のアーティスト中心の演奏が行われました。後半は昨年に続きグレゴリー・シンガー氏の指揮する「マンハッタン交響楽団」が演奏しました。「モルダウ」と「フィンランディア(合唱付き)」に挟まれて、氏の作曲による新曲(「Memorial Processional」)が演奏されました。これは二つの事件のイメージの上に創作された曲と思われ、最後は黙祷を意味する長い休符で終わる感銘深い曲でした。


(176)森早苗さんの遺作展、長野で(2011.9.3)
 NY出張中、WTCビルでテロ攻撃にあい、亡くなられた森早苗さんの写真と絵画の展示会が長野市川中島でおこなわれます。9月9日(金)から19日(月)までです。詳細は「お知らせ」欄をご覧ください。

(175)今年の追悼式典について(2011.07.10)

 ニューヨークの式典は、メモリアルのオープニングが中心となります。メモリアルには9.11の3ヶ所および1993年のWTCテロの犠牲者も刻まれるため、黙祷は6回に増えます。最初の黙祷は、8時46分です。(従って開始は8時と思われます)犠牲者氏名の読み上げも増えるため、終了は従来より1時間遅い午後1時と予定されています。
 夜はトリビュート・ライトの点灯があります。
 NY市当局は、
犠牲者氏名の読み上げ希望者を募集しています。
連絡先は cferer@cityhall.nyc.gov  電話(212)442-6953, 申込締切りは7月29日(金)です。


その他 
*:詳細は8月中に再度、連絡があるようです。セキュリティーが厳しいので、手紙を忘れずにお持ちいただくようおすすめします。
*:当日、混乱を避けるため、
氏名表示場所を確認して行かれるようお勧めします。すでに連絡があったと思いますが、不明の方はお知らせ(38)掲載のサイトで確認できます。

*:メモリアルは
12日以降、一般公開されますが、混乱を避けるため整理券が出される模様です。家族は優先的に入場できるようですが、入手方法等の詳細は「お知らせ」欄をご覧ください。
*:非公式情報ですが、総領事館でも、式典終了後、集まりを考えてくださっているようです。
*:渡航に必要な
ESTAが、実施当初の2009年に取得されたかたは、期限切れとなります。ご注意ください。「お知らせ」(30)に取得先アドレスを掲示しています。(リンクはしていません)
追加:正式の招待状は8月29日に発送され、到着しはじめました。(9.3)


(173)今年も追悼コンサート(2011.07.10)
今年で4回目となるNYでの追悼コンサートが、昨年と同じ会場でおこなわれます。ただし、会場が日曜日に使えないため、9月10日(土)夕刻からの開催となります。
今年は大震災のチャリティーをとして前半は東北地区の演奏者が中心となります。後半は昨年と同じ現地のオーケストラが「モルダウ」を演奏する予定です。
 なお、出演可能な方が有りましたら
是非お願いしたいので、住山まで至急ご連絡ください。 (連絡先は「お知らせ」欄)


(171)白鳥さんの映画・ポーランドの映画祭に参加(2011.07.10)
 ニュース(137)で紹介した白鳥さんの活動を記録した映画は、国内上映はされていませんが、このほどカナダ政府から、ポーランドのプロツワフ(同国南東部)で行われた映画祭に出展さました。7月7日に上映されたはずです。白鳥さんも招待されました。なお題名は「アフガンの夢」と変更されています。

(165)米国の災害被害者連絡組織が、9.11参加者の事前調査を実施中(2011.2.5)

米国の国家的災害連絡組織(National Disaster Interface Network)が、今年の追悼式参加状況の調査をおこなっています。その規模は不明ですが、適当と判断された参加者には経済的支援を含む各種の援助が行われる模様です。今回はあくまで調査で、登録ではないとしていますが、今後の情報入手のためには調査に参加されておくほうがよいと思われます。インターネット上で簡単に参加できます。詳細は「お知らせ」欄をごらんください。
締め切り2月15日。
 調査結果を参考として、具体的内容は3月に発表するとしています。

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(163)「サダコ」さんの心情を歌った「INORI・祈り」が「紅白」に(2010.12.23)

 今年のNHK紅白歌合戦で、広島にある「原爆の子」の像のモデルとなった佐々木禎子さんの甥に当たる佐々木祐滋さんが、入院中のさだ子さんの心情を作詞・作曲した曲、「祈り」がシャンソン歌手の「クミコ」さんによって歌われます。
 2007年9月、禎子さんの兄(祐滋さんの父)雅弘氏が、禎子さんが最後に折った鶴の一羽を 「トリビュート・センター」に寄贈されたことから、「ヒロシマ」と「9.11」の新しい関係がうまれ、(ニュース75)この歌は今年「同センター」や「9.11追悼・風の輪コンサート」でも歌われています。

(158)9周年追悼式、各地で(2010.10.1)
ニューヨーク:昨年とは変わって晴れ上がった空のもと、グラウンド・ゼロ東南のズコッティー公園で行われました。今年の犠牲者氏名の読み上げは、WTC再建にあたる作業関係者と、犠牲者家族が組みとなって行なわれました。式は、星条旗をつけたWTC第四ビルの鉄骨を背景に行われました。昨年と同じく、工事現場の一角に設けれられたプールに献花しました。なおバイデン副大統領夫妻も式に先立って献花されました。日本人4家族も参加しました。
 式場外ではモスク建設の反対派と支持派のデモがあったようですが、式には影響がありませんでした。
 夜は恒例となったトリビュート・ライトの点灯があり、またハドソン川40号埠頭では108個の灯篭流しがおこなわれ、それに先立って「被爆ピアノ」(ニュース147)の演奏がありました。
 3回目を迎えた「風の輪」追悼コンサートも多数の観客が参加して行われました。


建設中の4WTC前に設けられた式場

9周年の他の写真を見る
ペンシルバニア:墜落現場のシャンクすビルで、ミシェル・オバマ大統領夫人とロ−ラ・ブッシュ前大統領夫人が参列して式が行われました。二人はともにスピーチを行い、英雄的な死を遂げた犠牲者を悼みました。日本から一家族が参列しました。

ペンタゴン:オバマ大統領が参加して追悼式がおこなわれました。大統領はペンタゴンでの犠牲者189人に対し、リースを捧げました。

(151)今年の追悼式典について(2010.8.13、改訂8.26)

 NY州知事、同市長名8月20日発の公式文書を受領しました。
今年の追悼式も昨年と同じズコッティー公園でおこなわれます。犠牲者の氏名コールは、家族と「メモリアル&ミュージアム」の建設担当者とが組みになって行われます。7時から入場が開始され、8:46分に最初の黙祷が行われた後、コールが開始されます。家族はメモリアル・プラザの上階に入り献花等を行うことができますが、この部分の強度上、多人数の収容はできないので、皆が入れるように互いに配慮してくださいとのことです。入場の際、招待状(またはIDカード、P/Tナンバー)の提示が求められ、所持品検査があります。トリビュートセンターほかの各種追悼施設は家族に開放されます。また、
式は正午に終了の予定ですが、(追悼のための)サイトは午後3時半まで公開されます。

 (参考:改訂前)9月11日まであと一ヶ月をきりましたが、(例年のように)式典についてはいまのところ公式連絡はありません。NY1(ウェッブサイト)が市職員から得た非公式情報として伝えるところでは、昨年と同じズコッティー公園で式が行われ、犠牲者の氏名コールは家族とWTC再建に働いている労働者が行うとのことです。

(149)救急隊員等の救済法案は上院を通過せず(2010.8.13)
 グラウンド・ゼロでの救急隊員等の健康被害補償を目的とする「ザドロガ健康保障法」(ニュース144参照)は、7月30日、上院で審議が行われていましたが、三分の二の賛成を必要とする条件をつけられたため、通過することができませんでした。ニューヨーク市長は秋の中間選挙を控えて、政争の具にされたとの怒りのメッセージを発表しました。

(148)トリビュートセンターで「サダコ」の紙芝居(2010.8.13)
 8月7日、トリビュート・センターで広島の「サダコ」の物語が、紙芝居と絵本を使って、日本のボランティアによって上演され、訪れた人々に感銘を与えました。同センターには佐々木雅弘氏の寄贈した「サダコの鶴」の一羽が飾られています(ニュース79)。「一番小さな展示物だが大きな意味を持つ展示です」と同センターの学芸員はコメントしています。


(147)被爆ピアノ、ニューヨークへ(2010.8.13)
 広島のピアノ調律師・矢側光則さんは仕事の中で出会った戦前のピアノを「被爆ピアノ」として修理、収集し、さらにその演奏会を2005年から国内各地で行ってきました。矢側さんのお父様は消防士で、被爆されましたが崩れた消防署からかろうじて脱出されたそうです。消防士が多数犠牲となったニューヨークでチャリティー演奏会を行ってNY市消防局に寄付することを思いつき、今年の9.11を挟んで数回の演奏会を企画しています。9月11日は第40埠頭で午後4時からの演奏が予定されています。(毎年「灯篭流し」が行われる場所です。それに先立って演奏されるのでしょう。その他については
「お知らせ」欄(8.26改訂)に。

(145)今年も9.11追悼コンサート開催(2010.7.8)
一昨年から在米日本人有志によって行われる「9.11追悼・風の輪コンサート」が今年も9月11日夜、行われることになりました。前半はゴスペルとコーラス、後半はマンハッタン交響楽団によるドボルザーク「新世界より」が予定されています。
詳しくは「お知らせ」欄またはトップページ記載のHPをごらんください。


(143)ビンラディン親族に対する民事訴訟は却下(2010.7.8)
 9.11犠牲者家族の一部は、実行犯の大部分がサウジアラビア国籍であったことから、同国政府、王室およびビンラディンの親族に対する損害賠償訴訟をおこしてきましたが、このほど裁判所はビンラディン親族4名については訴えを却下しました。9.11計画に対する関連の証拠が充分でないとの理由です。なお王室についてはすでに裁判の対象にならないとの判断が示されています。(関連ニュース123)

(142)残された瓦礫の判別作業進む(2010.5.1)
 メディカル・エキザミナーは4月始めからスタッテン島での判別作業を再開しました。その結果、4月19日現在で48の鑑別可能な部分遺体が回収されています。(関連:ニュース(138))

(140)白鳥さん、アフガニスタンからの研修生の受入れ計画(2010.5.1)
 アフガニスタンの支援に取り組む白鳥さんの計画は、治安や資金面での困難に直面して、内容の変更を余儀なくされてきましたが、現段階での実行可能な計画として、研修生を5名程度受けいれる計画をたて、4月に現地で選抜をおこなってきました。半年間の基礎講習の後、主として農業関係の研修を受けさせる予定とのことです。

(138)未調査の瓦礫の調査を準備中(2010.2.1)
  トレード・センターの瓦礫の回収と調査は2002年7月に終了しましたが、その後の工事の進行などによってさらに約800立方メートルの瓦礫が集められており、その調査が4月から行われる予定です。調査期間は約3ヶ月とのことです。(NY1Web.による)

(137)カナダ大使館で白鳥さんの映画試写会開催(2010.2.1)
 カンター・F・J社に勤務していて犠牲となった白鳥敦さんと、事件後アフガン支援に奔走するその父・晴弘さんの活動を記録したドキュメンタリー映画、「火と水」の試写会が2月9日(火)、カナダ大使館(東京・港区)で行われる予定です。カナダ国立映画制作庁が共同制作者となっており、今後の一般公開が期待されます。(試写会申込みは2月1日締切りですが、観賞ご希望の方は同大使館と直接ご相談ください。問合せ 03-5412-6391)
(残念ながら
一般館での公開予定はありません。白鳥さんは講演会などで DVD上映したいとのことです)

(135)「メモリアル」の「滝」の模型実験を実施(2010.2.1)
 メモリアルの中心施設となる「滝」の実物大模型(コーナーの一部)による水の落下実験が、ニューヨーク市内の海軍基地内で行われています。水が落下する堰として黒いステンレス材が使用され、水がすだれ状に落下するかなどをテストし、堰の形状の微調整などが行われているとのことです。また、ネームプレートのブロンズとその間を埋める石材の耐候テストも同時に行われています。また、これに先立ち、凍結対策のテストがカナダで行われたとのことです。


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(131)「イントレピッド博物館」に新メモリアル(2009.12.1)                                             
修復を終了し、再開された同博物館の前庭に、トレードセンターを模したメモリアルが完成し、11月7日に州知事らが参加して除幕式が行われました。高さ3.6メートル、約1.3キロのトレードセンターの鉄骨が使用されています。   同博物館は、9.11当日倒壊したWTCビル内にあったFBI、NY本部の仮本部となったことがあります。                        ( 註:2012年に訪問しましたが、所在を確認できませんでした)

(130)各地で8周年追悼行事(2009.9.25)                            
 今年4月、今後9月11日を「奉仕と追悼の日(仮訳)」(National Day of Service and Remembrance)とすることが議会の決議とオバマ大統領の署名により決まりました。奉仕活動を通じて国民が事件を記憶にとどめると言うことのようです。今年はその最初の年となりました。
*ニューヨーク:昨年同様、ズコッティー・パーク(リバティー・ストリート)で、犠牲者氏名の読み上げと4回の黙祷を中心とする行事として行われました。家族の氏名読み上げにはボランティアが介添役として付添いました。近年、天候が悪いことが多いのですが、今年は雨と冷たい風にみまわれ、最悪のコンディションでした。
読み上げを待つ多くの家族が、開放された「ファミリールーム」や「トリビュートセンター」に避難するように押しかけ、一次は待行列ができるほどでした。結局、昨年と違って最低部には入ることが出来ず、工事中の南棟メモリアルの地上と同レベルに設けられたプールに献花しました。名前を読み上げた家族は最後に自分の関係者にメッセージを捧げるのですが、例年より長い方が多く追慕の気持ちは時間と共に深くなっているように思いました。それと天候のせいもあってか、予定時刻を15分ほど超過して式は終わりました。


献花の用意をするボランティアたち(2009.9.11)NYC

8周年追悼式を見る(NYのみです)

 夜はトリビュート・ライトの点灯があり、仏教会によるハドソン川での灯篭流しや日本人音楽家有志による追悼コンサートが行われました。コンサート終了後、日本からこられた観客から千羽鶴の贈呈がありました。後日トリビュート・センターに届けられる予定です。

*ペンシルバニア:これまでと同様シャンクスビルの墜落現場で式典が行われ、当時の国務長官、コリン・パウエル氏も列席しました。夜は地元のアメリカンフットボールチーム「スチーラーズ」主催のパーティーが行われました。これは当地のメモリアル建設が大幅に遅れており、その募金パーティでもありました。
 また、ユナイテッド93便の犠牲者を追悼するレリーフが、ワシントンの議事堂内に設けられ、9月9日の除幕式には多くの関係家族が出席しました。これはU93便の乗客によってこの建物と多くの人命が救われたと推定されることから作られたものです。(テロリストの攻撃目標がどこであったかは確証がありませんが、ホワイトハウスは小さすぎるため突入が困難で、キャピトル・ヒルと呼ばれる議事堂だったのではないかとする見方が有力です)

*ペンタゴン:オバマ大統領にとっては就任後最初の9.11となりました。大統領は執務室で、夫人は屋外で黙祷の後、アーリントンのメモリアルの式典に出席されました。
 余談ですが、ちょうどこの時刻にポトマック川で沿岸警備隊の定常訓練が行われており、これをCNN他のTV局が「銃撃戦」と伝えたため、一時 空港の使用が停止されるなどの騒ぎになったようです。(先日はニューヨークで空軍ジェット機の「追撃戦」騒ぎが有ったばかりです。この国の情報伝達は改善されたのか一抹の不安を残しました)

*東京:
アメリカ大使館よりポスト公使がみずほメモリアルを訪問され、リースを献花していただきました。


(129)メディカルエキザミナー(NYC)の作業進行状況(2009.9.25)            
 この一年間の新たな確認は二名にとどまりました。内一名はビルの倒壊に伴う粉塵を直接吸引したことによる呼吸器疾患の方で、新たにテロの一次被害者と認定されました。このため、ニューヨークでの犠牲者数は2572名となりました。もう一名は、ご家族から毛髪の提供があり、DNA鑑定の結果確認されました。このように、多くのご遺体のDNA鑑定は終わっているが、犠牲者側の情報が無く確認できないのが現状とのことです。
 鑑定作業進行状況を見る

(127)今年の9.11追悼式について(2009..9.2)    
 追悼式の内容自体はほぼ例年通り行われる予定です。 
*ニューヨーク
:昨年同様、ズコッティー・パーク(リバティー・ストリート)で、犠牲者氏名の読み上げと4回の黙祷が行われます。(最初の黙祷(8:46)は全市で行われます)その後、メモリアルの上部構造に入って献花することができます。
開場7時、終了12時の予定です。なお、ファミリールーム、トリビュートセンター等は家族に開放されます。(ニュース124の一部訂正)
*シャンクスビル(ペンシルバニア):9時45分に式が始まり、犠牲者氏名の読み上げが行われ、「追悼の鐘」が鳴らされます。今年のテーマは「聖なる土地の上で。勇気の追悼」となっています。
*ペンタゴン:9時30分開始、メモリアルで花輪の献花が行われ、9時37分に黙祷が行われます。

(124)今年のNYでの追悼式について(2009.8.1)
 
早くも8周年ですが、現在までに得た情報では、昨年と同様、近くの公園(ズコッティー・パーク)で氏名が読み上げられた後、グラウンド・ゼロの底部まで降りてから、建設中のメモリアルの構造物を通過して場外に出る事になる模様です。   (毎年の正式発表は8月6日ごろになっています。公式発表が確認できれば追加します)(8月10日現在新情報はありません)(ニュース127参照)

(117)今年もNYでメモリアル・コンサートを企画中(2009.4.1)

 昨年の9月11日には、現地在住日本人有志の主催で初の「9.11メモリアル・風の輪コンサート」が開かれましたが、主催者は今年も実行する方針で準備を進めています。当日はスケジュールがタイトでお疲れと思いますが、是非ご参加ください。また出演者の募集もおこなっています。詳しくは、下記ブログをご覧下さい。(お知らせ欄にも記事)

http://kazenowa911.blog6.fc2.com/

(116)第1WTCビル(フリーダム・タワー)の最初の契約は中国企業・名称をめぐる論争も(2009.4.1)
 メモリアルの北側に建設中の第1ビル(フリ−ダム・タワー)はようやくその下部の鉄骨が地上に姿を見せ始めたようですが、3月26日、港湾局と中国企業の間で初のリース契約が結ばれました。同社は不動産業で、ビルの64-69階を、完成の2013年から約22年間借りる契約を結びました。同社はこのフロワーを中国系企業の事務所と文化施設の入る「チャイナ・センター」として運営するとのことです。テナント募集が難航していただけに、港湾局関係者はこれで文字通りの世界貿易センターとなる目処がついたとして、喜びのメッセージを発表しています。

 一方、従来使われてきた「フリーダム・タワー」の名称は当時のNY州知事・パタキ氏がつけたものですが、政治的なメッセージが強く感じられるため3回目の攻撃目標になるとの懸念から批判も多く、港湾局も人々がどう呼ぼうとも’1WTCビル’が正式(法的)名称であり地番でもあるとの態度で、サイト上でも「1WTC(フリーダム・タワー)」としています。これに対し犠牲者家族の一部からは「フリーダム」の呼称を避ける事は犠牲者の死の意義を覆い隠すものだとの批判もあります。

(私見:積極的な中国の世界進出には目を見張る思いです。アメリカも「チャイナ・フリー」ではやってゆけないと言うことでしょう。いっそ入居者に敬意を表して「エンタープライズ・タワー」としては?(註:蛇足ですがエンタープライズは進取の気性を現す言葉でアメリカ人も好きな言葉です) それにしても1WTCと2WTCは「永久欠番」にしたら良かったのにと思います。今となっては遅いのでしょが。KAZU)

(115)港湾局がメモリアルの進行状況を発表(2009.2.1)
 NYNJ港湾局(ポート・オーソリティー)局長はメモリアルの工事の進行状況について、工事は予定道り進行しており、2011年(10周年)にはメモリアル・プラザ(メモリアルを含む地上部分)は完成するだろうと述べました。(NY1による) 同時に北棟地下の四角なメモリアルプールの写真も公表されています。
 これまでの情報を整理すると、地上部の完成は2011年、メモリアル地下部分完成は2012年、地上建物を含むメモリアルの完成は2013年ということになります。 (2012年に地下部分が完成したとしてもどこから入るのか、ちょっとしたミステリーです)
 なお、周辺のビル群を含む地域開発については、昨年9月に発表された計画について港湾局とディベロッパーのシルバースタイン氏側に確執があるようで、経済危機もからんで進行が懸念されます。


(111)NYのメモリアル関係工事の進捗状況(2008.12)
 9月の追悼式典後、メモリアルとミュージアムの工事が本格化しています。
まず、これまで式典の際に最低部に下りるために使われた工事用の坂路が取り外されました。これにより南棟部分の工事に着手する事ができます。坂路の一部は保存・展示されます。
 次に事件当日北棟で多数の人々が脱出に使い、また避難場所となった「階段」が、正規の展示場所に設置されました。
 なお、グランドゼロを取囲むフェンスは鉄板の壁となったため内部を見ることが出来なくなっていましたが、その代わりに工事完了後の画を描いたシートで覆われました。

(107)港湾局がWTC開発状況についてのホームページ欄を新設(2008.11)
 NY市のホームページが健康問題中心のサイト「WTC Health」に変更される等、9/11に直接関係する情報の入手が困難になってきていますが、このほどニューヨーク・ニュージャージー港湾局は、WTC地区の開発状況に関する専門のサイトを立ち上げました。更新も適宜行われており、新しい写真や新聞発表などを見ることができます。 
 港湾局のサイト、http://www.panynj.gov に入り
(リンクしています)、右にある[World Tradecenter Progress](画がある欄)をクリックすると入ることができます。この中の[Image Gallary]は月2-3回更新され、工事の最新状況を知ることができます。
 なお「NY1」のサイトは大幅に変更されましたが、2ページ目の[Manhattan]の目次の下部に[WTC Coverage]があり、ここからニュース情報を得ることができます。

(106)地域開発計画発表(2008.9.27,10.3改訂)
 当初の予定より1週間遅れて、NY,NJ港湾局(Port Authority)は、開発計画の見直し(ロードマップ)を発表しました。それによれば、メモリアルの氏名表示部分は2011年の10周年式に間に合わせる。ただし、植栽等の地上部分の完成は遅れる。また、地下のミュージアム部分の完成は2013年になるとのことです。   
また、フリーダム・タワーは2013年、中心駅は2014年の完成をを予定しています。
さらに詳しくは11月に追加発表される予定です。                    
(ミュージアムの地上部分の完成・オープンについては記載されていません。私は先の計画に従い、
寄託品の提出を一部の方には来年3月とお勧めしましたが、この改訂によるとさらに遅くてもよさそうです)(2008.10.3)

追悼施設と商業施設、中央駅からなる南部マンハッタン地区の開発計画は、先に記したように(ニュース95)難航していますが9月27日に見直し案の公式発表が行われる予定です。情報入手次第この欄に掲載します。(9.27現在)
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(105)7周年追悼式各地で(2008.9.26)
ニューヨーク・WTC
昨年と同じく、跡地南東のズコッティー公園(リバティー道り)で行われました。今年は犠牲者を出した95ヶ国(含地方)の留学生と家族がペアとなり、2751名の犠牲者名が読みあげました。そのあと、家族は最底部におりて、北棟跡に設けられた小さな丸い水槽に献花しました。跡地に下りる坂道には「日の丸」を含む各国の国旗が立てられていました。  当時の市長・ジュリアーニ氏は式典で「全世界が我々の悲しみの輪の中に結びあわされている」と述べました。
 家族の献花が終わった午後、大統領選のオバマ、マケイン両候補はブルンバーグ市長の案内で献花し、各メディアは「政治休戦」として大きくこれをとりあげました。
 バッテリーパークではナショナル・ミュジアムの鉄骨への署名が募金とともにおこなわれました。また夜には恒例となったトリビュートライトが点灯されました。

(星条旗以外の国旗がグランド・ゼロに立てられたことはこれまで無かったと思います。それは単独行動主義に走っていたこの国が、国際協調への回帰を模索しているメッセージとも見えたのですが、深読みしすぎでしょうか。しかし、元市長のスピーチは明らかにいままでのトーンと変ってきています)
追悼式の写真・記事を見る

ペンシルバニア(シャンクスビル)
昨年と同様、10日夜、記念教会で追悼式が、11日墜落現場近くの暫定メモリアルでセレモニーが行われました。
 今年は唯一の日本人乗客であった早大生のお母さんがご子息をふくむ犠牲者5名の氏名を読み上げました。「一度息子の名前を読みたかった。やってみると感極まって他の人の名前を読めなくなりそうだったががんばって読みました」とのことでした。ここでの犠牲者は乗員・乗客40名です。
 マケイン大統領候補はこの式場でスピーチしたのち、ニューヨークでオバマ氏と合流しました。


ペンタゴン(アーリントン)
 新たに設けられた追悼碑の除幕をかねた式がおこなわれ、ブッシュ大統領は現・前両国防長官と出席しました。大統領にとしては最後の追悼式となります。大統領は2,557日間、(すなわち7年間)米本土へのテロ攻撃は無かったと強調したとのことです。
 追悼碑は飛行機が突入した国防省西側の敷地に設けられ、犠牲者184名の氏名を刻んだ片持式の184のベンチです。夜には下から照明が当てられます。

(104)日本関係者による追悼行事(2008.9.27)
 11日夜、ミッドタウンの公立小学校で、日本の音楽家有志による初のメモリアル・コンサートが催されました。(NJ日本語教会主催)各分野の10組のミュージシャンの参加があり、心温まる演奏会でした。犠牲者のお嬢さんのヴァイオリン演奏もありました。
 また、ハドソン川では仏教会の主催で恒例の灯篭流しが行われました。
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(103)鑑定作業進行状況(2008.9.16)
メディカル・エキザミナーでの鑑定作業については、一旦終了とされた2005年以降の3年間に大きな変化がありました。それは、開発工事の進行に伴い新たに多数のご遺骨が発見されたことと、従来困難とされていた骨からのDNA鑑定方法が開発・運用され始めた事です。従ってここでは3年前の状況と比較して概要を記載します。(詳しくお知りになりたいかたは「2−1.メディカル・エキザミナー」の項を参照してください)
 まず3年前の9月と比較して、発見されたご遺体資料の数は約1、800
増加しています。全資料について、3年間で確認されたものは2,100を越えます。ただし、追加の確認が多いため、新たに確認された人数は37名に止まっています。その結果、今年9月現在の未確認者数は1,126名、全体の約40%となっています。


(102)3隻の米・海軍艦艇「ニューヨーク」について(2008.9.27)
 NY、トリビュート・センターの入口脇に一隻の艦艇の絵が掲げられました。これは今年春3月ニューオーリーンズのドックで進水した揚陸艦・「ニューヨーク」で、その船首部分にはワールドトレードセンターの鉄骨7.5トンが使われています。2009年秋には米国海軍艦艇として就役する予定です。引き続き姉妹艦として「アーリントン」が2011年、「サマーセット」が2012年に就役する予定です。これらの艦は各地の犠牲者を追悼すると共に、アメリカをテロから守ることを任務とするとされています。

(101)白鳥さんの映画がモントリオール映画祭に(2008.9.27)
 アメリカン・ドリームを実現した白鳥敦さんの人生と、アフガニスタンの支援に活躍するお父様の活動を描いたカナダ映画「火と水」(仮題:火は戦火を、水は生命を象徴する)が今年末、カナダのモントリオール映画祭に出展される事になりました。日本公開は来年夏以降となる模様です。


(99)今年の追悼式も昨年とほぼ同じ模様
(2008.8.1/8.26追加)

「ワールド・トレード・センター」
場所:Zucotti Park.(Liberty Street,ファミリー・ルームの有るビルの南) 時間:(記載がありませんが)最初の黙祷が8時46分なので、その30分位前から始まると思います。入場にはIDカード(エキザミナー発行)、登録ナンバー(P またはT)、招待状のいずれかが必要です。
犠牲者氏名の読み上げは家族メンバーと被害91カ国の学生が行う予定です。(以下WTC関係は8.1付、記載の記事)
 7月末現在、NY・WTCサイトの追悼式に関しての公式発表を確認できていません。ただし、港湾局担当者は、7月11日、「家族は今年も工事用の坂路を通って最低部に降り、追悼することが出来る」と発言したことが伝えられています。したがって昨年とほぼ同じ式典があるものと予想されます。
「ペンシルバニア・U93」
10日、サマーセット合同教会で追悼会があります。11日、暫定メモリアル・サイトで式典がおこなわれます。(時刻不明)
「ワシントン」
11日、ペンタゴンとA77便・追悼式 9:30より    昼、ワシントン・ナショナル教会で追悼会
また、このほどペンタゴンに新たにメモリアルが設けられ11日から公開されます。。


(98)NYで日本の音楽家グループが初の追悼コンサート(2008.8.1)
 9月11日夜、NY近郊在住の日本のプロ、アマ音楽家有志による追悼のミニコンサートが行われることになりました。日本関係者によりこのようなコンサートがNYで行われるには初めてのことです。企画者側は事件関係者の参加を希望されていますので、当日NYにいらっしゃる方は是非 
お聴きください。(詳細は「お知らせ」欄に)

(96)瓦礫からの遺骨再回収の訴訟は却下(2008.8.1)
 家族団体「適正な埋葬を求める委員会」は、スタッテン島の瓦礫を再調査し、NYのWTCメモリアルに納める事を要求し、その活動の一環として、2005年、NY市長を被告とする訴訟を連邦地裁に起こしていました。7月7日この訴えは却下されました。裁判所は「司法の権限は限られている」としています。
 
95)10周年までにナショナル・メモリアル完成するか?(2008.7.15)
 7月1日、WTC地区開発担当者であるNY,NJ港湾局の新任の執行役員C.O.Ward氏は事業関係者やメディアに対し、開発計画の期日と予算について見直しが必要であるとの見解を表明しました。氏はこれまでの計画は「感情的、政治的」に決められたもので、現実性に欠けるとしました。ただし、主として指摘されたのは非常に特徴有るデザインのハブ駅(中央駅)に関するもので、WTC跡地周辺の開発は順調に進行しており、メモリアルの地下構造に使用する鉄骨も近く搬入され、10周年にはセレモニーが可能であるとの見解を表明しました。
 またこれを受け、メモリアル総裁のJ.Daniels氏は、多くの困難を切り開いて10周年(2011年)にはメモリアルをオープンすると表明しました。

(93)「みずほメモリアル」移転(2008.7.15)(2008.11追記)
 大手町地区の再開発にともない、旧富士銀行本店前のメモリアルは再開発終了まで暫定的に移転される事になりました。移転工事は8月上旬から中旬頃に行われる予定です。
 移転先は「丸の内2丁目ビル」(先ごろまで文部科学省が使用・「丸ビル」の南・仲道り側)の1階建屋内です。商店も有る共用通路内なので、日曜・祝日も8時ー21時のあいだ、通行可能です。(ネーム・プレートの補修も終了しています。 2008.11追記)

(92)ナショナル・メモリアルの募金1次目標達成・さらに第2目標を設定(2008.5.1)
 ナショナル・メモリアルは当初の募金目標3億5千万ドルが4月9日に達成されたと発表しました。募金は50州、31カ国の6万名の協力により達成されました。最近の大口募金はカンター・フィツジェラルド社からの1千万ドルで、目標ライン突破に大きな力となりました。同社は658名の犠牲者を出しています。
 メモリアル財団はさらに追悼施設とミュ-ジアムの充実のため、第2期目標として2千500万ドルを設定し、引続き募金を継続します。

(91)ローマ法皇がWTCサイトを訪問・祈祷(2008.5.1)
4月15日から米国訪問中だったローマ法皇ベネディクト16世は、訪問の最終日にあたる4月20日にWTC跡地を訪れ、北棟跡で9.11の全ての犠牲者に、光明と平安が有るようにとの祈りを捧げられました。また残された家族には今後の生活のための力、勇気と希望が与えられるようにと祈ってくださいました。

(90)イラン大統領が9.11に疑問
    ・メモリアル財団議長は建設の意義を配信
(2008.5.1)
イランのアフマド・ネジャド大統領は先にホロコースト(ナチスによるユダヤ人大量虐殺)は無かったと発言して問題となりましたが、4月16日「9.11事件は疑わしい(suspect event)、何年か前に幾つかのビルが崩壊し多数の死者が出たと言われているが、その名前さえ公表されていない」と発言しました。
 この発言に対し、ナショナル・メモリアル&ミュージアムのダニエル議長はこのような見解に反論するためにも施設の建設に努力しようとの見解を表明し、登録済み家族にメールを配信しました。
(メモリアルとミュージアム建設に協力する事は、今私達に出来る大切な課題だと思います)

(89)新たに4名の犠牲者を鑑定 (2008.5.1)
メディカル・エキザミナーでは2006年後半から実施されてきた収容作業の結果、新たに4名の氏名が確認されたと発表しました。内1名は女性です。(日本人は含まれてない模様です)(NY1.web.による)

(88)北棟屋上の「アンテナ」をワシントンの博物館が展示(2008.5.1)
4月11日ワシントン(連邦議会付近)にニュース博物館「ニュージアム」が開館(正確には移設)しましたが、ここにはWTC1(北棟)屋上にそびえていたアンテナが展示されているそうです。
(舞い上がる砂塵の中に静かに消えてゆくアンテナの映像は繰り返し放映されました。おそらく展示を正視できないでしょうが、懐かしい感じもあります)

(87)犯罪被害者給付金法改正行なわれるも、海外被害者は対象外(2008.5.1)                                
  4月15日、犯罪被害者給付金等に関する法律が改定され、支援法として全会派一致で国会を通過しました。これにより、交通事故被害者並みの給付を要望していた被害者の要求はほぼ満たされました。しかし皆様にパブリック・コメントなどをお願いしたにもかかわらず、依然として海外における被害者は対象外になっています。海外被害者も対象としてほしいとの要望は法制審議会で一応紹介された様ですが、諸外国でも殆んど例がないと言う理由でとりあげられなかった模様です。(フランスは世界を対象としているが、イギリスでもEU諸国内に限られているとのことです) したがって現在海外での日本人に対する国からの補償は労災のみとなり、それ以外は自己責任という事になります。        なお、犯罪被害者基本法・基本計画では「通訳・翻訳者等を紹介する用意が有る」ことを外務省から知らせていただけるそうです。もちろんその費用は負担しなければなりません。                                     

1-1.「ニュース」に戻る

 (85)公式追悼施設の進捗状況(2007.12.31)  
新たに「Natinal」を冠した(ニュース74)「Memorial and Museum」は順調に活動を展開しています。
難関とみられてきた一般募金は目標3.5億ドルに対し3.25億ドルを達成し、あと一息というところまできました。米国25州をめぐるキャンペーン活動が展開され、参加者は展示を見、メモリアルの建築に使われる鉄骨にサインするなどしています。募金はアメリカ全州と、海外30カ国、5万人以上の人々から寄せられています。            
Museumでは基本計画と寄託品の収集が開始されています。ビル外壁の三叉ビームや避難階段の展示がきまり、また子供達の共同制作絵画や、航空乗務員の制服から作られたキルト等が収集されました。( メモリアル周辺でうえられる苗木はニュージャージ郊外で生育中で、気候に慣らした後、現地に植えられ、大樹林となる予定です。
(メモリアルの募金、ミュージアムの参加につおいては「お知らせ」(22)(23)を参照してください) 
 (以上は公式メールによる情報ですが、非公式情報では全体計画は1年遅れ、完成は事件10周年の2011年になるという説もあります。これについては、確認された後報告します)          

(84)開発工事に伴う遺骨等の再収集作業はほぼ終了(2007.12.31)  
過去のニュースでお知らせしたサイトの工事の進捗と並行して行われてきたご遺骨の収集作業はほぼ終了し、メディカル・エキザモナーはブルックリンで行われていた選別作業所を閉鎖しました。     約2年間にわたって続いたこの作業により、1700個の遺骨等が新たに発見され、その中から7名の氏名が確認されました。  しかしドイツ銀行周辺などの立入り不可能な区域がなお未調査地区として残されています。(過去の関連記事:ニュース64,68、70、77)    

(83)サンフランシスコ近郊ににUnited 93便のメモリアルが完成(07.12.31)   
  サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコ湾を挟さんでほぼ真西に当たるUnion City の公園内に、93便のメモリアルが完成し、12月8日にオープニング・セレモニーが行われました。日本からもご家族が参加しました。  これは同便の乗員・乗客の多くがサンフランシスコ出身で、またその目的地が同空港であった事によるものです。                                   
 由来を記した石碑と、犠牲者氏名を記した石柱よりなっています。石の側面は未完の人生を示すように、半加工状態で残されています。                                     
U93.のメモリアルを見る

(82)第3の9・11関連映画公開中(2007.12.31) (終了しました) 
  「ニュース44」で触れた9.11関連の映画の3番目の作品が「再開の街で」の邦題で公開中です。                                                飛行機に乗っていた妻と3人の幼い娘を失い、社会に復帰できない元歯科医が主人公です。事件の映像は全く使われていません。ハッピー・エンドでも絶望的でもない段階で映画はおわり、後は観客の判断に任されます。    原題の「Reign Over Me」は70-80年代のロックからきているそうです。                 

81)6周年追悼式各地で挙行(2007.9.25)   
 9月11日(火)、NY,PA,W.DC.各地で追悼式がおこなわれました。今年は各地とも雨模様の天候でした。                                                      
 NYではサイト(グラウンド・ゼロ)から南東側に、「Liberty道り」 を新しく整備してつくられたZuccoty公園でおこなわれました。式はほぼ例年どおりでしたが、今年の犠牲者名読み上げは最初に救援作業にあたった消防署員、警官およびボランティアが行いました。家族側の強い要望でサイト底部に下りることが認められましたが、例年と違って立ち入りが認められたのは献花場周辺のごく狭い場所でした。 献花に時間がかっかった以外はほぼ順調に終了しました。今年の
日本人参加は6家族だったもようです。   ペンシルバニアでも日本人関係者1家族が参加しましたが、雨のため墜落現場までは行けなかったとのことです。                                                      
アメリカ各地でも多くのメモリアルが出来、それぞれ追悼式が行われていますが、NJ州のベルゲン郡でも9・11を前にした日曜日、9日に追悼式が行われました。このモニュメントはNY市からジョージ・ワシントン橋を渡ってすぐ近くのOverpeck公園(Henry Hibel Area)にあります。式はNYに準じた形で、氏名が読み上げられたのち、モニュメントの下にフラワー・ポッドを捧げました。ツインタワーを模したモニュメントに犠牲者名が刻まれており、事件当日、
この地区に在住した日本人4名の氏名も記されています。    追悼式の様子を見る

(80)アメリカ大使が「みずほ」のモニュメントを訪問(2007.9.25)           
 9月11日午前、シーファー駐日大使が大手町に有るモニュメントを訪問、献花されました。また出迎えた家族とも言葉をかわされました。このモニュメントには日米計23名の氏名が記されています。   

(78)静岡市の塾講師にトリビュート・センターが教育賞授与
(2007.10.16)    
トリビュート・センターは子供達に「9.11」について教育した先生方に授与する教育賞(Teacer's Award)6名の1人に、静岡市清水区の塾講師・和田啓子さんを選び、9月10日に表彰状を授与しました。                          
 和田さんは9・11を殆ど知らない子供達に事件について話し、子供達や他の講師とも協力して4千羽近い折鶴をセンターに送りました。               
これらの鶴は家族が贈った鶴と一緒にセンターに飾られています。 
 

(77)メディカル・エキザミナー(ME)の作業進行情報(2007.9.25)
以下は昨年9月対比です。犠牲者数は1名増えて、2750名となりました。発見された全ご遺体数は915増加し、21,645となりました。これは再開発の進行と並行して周辺の再捜索が徹底して行われているためです。これらはいったんブルックリンのセンターで選別された後MEに運ばれ、安置されます。(ニュース64のブルックリンで安置は誤りでした)このうち57が新たに確認され、新規判明者は20名でした。

(76)National Memorial のミュージアム責任者と面談(2007.9.25)  
 ニュース(71)に記したように、ミュージアムでは収集を開始しましたがその詳細について聞いてきました。故人の生活を偲ぶもの、それを追悼する家族の作品等はすべて収集対象となるようです。また一般のかたの、9.11に影響され、またこの悲しみに共感を示した作品等も収集されるようです。    また「敷石募金」についてはまだ充分スペースがあること、$100から募金できるようになったこと(これまでは$500)が確認されました。(以上の詳細については「お知らせ」欄に掲載中です) なお、「声の記録」を行う「Story Corps」(ニュース53参照)と、ネット上で故人を追悼する「Living Memorial」(過去のニュース14,34参照)が、ミュージアムの公式協力機関として活動する事になりました。ただし、今のところNY周辺のアメリカ人の記録で手一杯で、他国人の場合の翻訳、通訳の問題までは手がつけられていないとのことです。     

(74)公式追悼施設団体が名称変更(2007.8.21)   
WTC跡地に建設される9.11公式追悼施設は、その名称にNationalを冠し、National September 11 Memorial & Museum at The World Trade Center と変更されました(8月15日付)。これは事件の影響が全国的であり、また国家にとっての歴史的事件であることを正しく反映するためということです。追悼の対象および予算については変更はありません。(nationalとは国家的な、あるいは全国的な、と言った意味ですが、実態からみて「国立」とはニュアンスが違うようです)これに伴いサイト名が変更されています。
              http://www.national911memorial.org

(73−1)今年のNY市の追悼式典は会場が変更される模様(2006.7.30、追記8.12)
 今年のニューヨークの追悼式は、グラウンド・ゼロ南東側にある遊歩道状の公園・Zuccotti公園(旧称Liberty Street)で行われることになる様です。この場所は復旧資材置き場に使われていましたが、昨年 公園として整備され、開放されました。ファミリー・ルームのあるビルの南側にあります。
 一部家族団体はこれまでと同じくサイト西側での実施を主張していますが再建工事が進行しているため、市の提案どうり同公園で行われるものと思われます。
  式の内容は従来とほぼ同じですが、今年の犠牲者氏名の読上げは、救援活動にあたった警察および消防関係者が行う予定です。彼らは多くの同僚を失い、また自身も粉塵や有害なガスによる後遺症に悩まされていることに配慮してのことと思われます。(なお、市側の計画ではタワー跡地にはおりない様です)
以上についてはなお
市と家族団体の話し合いが続いています。

(73−2)WTC追悼式典の会場問題が解決(20078.21)
ニュース(73-1)のように、今年の追悼式会場については家族側と市側の折衝が続けられていましたが、16日、会場は市の提案どおりZuccotti Park とし、家族は順次タワー跡地におりることで、合意されました。

(72)「折鶴」についてのその後の話題(2006.7.30)
 去る5月22日、WTCトリビュートセンターで、千羽鶴の由来や意義について「ジャパン・ソサエティー」の源和子氏による講演と、参加者による「折鶴」を作る講習会が行われました。 このことについて「新広島テレビ」が紹介しました。その番組は現在サイト上で公開されています。(出席者が「ヒロシマと同じようにニューヨークのWTC跡も平和のシンボルになると良い」と述べているのが印象的です。なお冒頭に3-5秒程度、炎上シーンがはいります)  http://blip.tv/file/255945/
 また、広島の千羽鶴の発端になった佐々木禎子さんのお兄様,佐々木雅弘氏が、ニューヨークに贈られた鶴の話に感動され、9月に禎子さんの作った鶴を同センターに寄託される予定でその式があります。 なお、このさい日本の9.11関係者も同席されるよう希望されています。(詳細はお知らせ欄をご覧下さい)     
(71)WTCミュージアムが事件関係品の寄託準備を開始
(2007.7.30)

2010年には公式メモリアルと同時にミュージアム(博物館)が開館する予定ですが、同ミュージアムから将来の展示に備えて各種展示品の寄託を検討しておいてほしいとの依頼が来ています。来館者に事件の実態を把握してもらうための、物品、写真、遺品、書類等の提供を求めています。
 詳細については確認のうえ、再度記載します。

(70)遺体の捜索と確認作業は依然進行中(2007.7.30)
復旧工事の進行と並行して、遺体の発見が依然続いています。
昨年秋、再捜索開始後のご遺体発見数は1400を越えた模様で、7月に入ってからも発見が続いています。
 また7月に3名のご遺体確認が発表されました。1名は以前収容されたもの、2名は昨年9月以降新たに発見されたものです。

(68)ご遺骨の捜索と鑑定作業は継続中(2007.4.30、5.2改訂)   
 「サイト」での工事進行にともない、依然 ご遺骨の発見が続いています。発見場所は「サイト」の南側と西側が多いようです。捜索は7月中旬まで続けられる予定です。                        メディカル・エキザミナーは3月12日現在、昨年秋の捜索再開以降、新たに1274個のご遺骨等を発見したと発表しました。
 また、新方式によるエキザミナーの鑑定がようやく軌道に乗り始めた模様で、最初に収容されたご遺体の再鑑定により新たに身元判明者が出たことが発表されています。これまでの確認犠牲者数は、1606名(3.14現在)です。これは昨年9月対比、8名増です。         

(67)公式モニュメントの募金は順調に推移(2007.4.30)
  3月に全米横断ツアーなどで精力的に募金活動が行われた結果、一般募金目標額 3.5億ドルのうち3億ドルが達成されました。
  (下記のサイトを経由して日本からの募金もできます)

         http://www.national911memorial.org.

(66)United93便の家族にバラ「Forty Heroes」の苗が到着(2007.4.30)    
 アメリカで [Remember Me Rose Garden] 計画を推進しているSue Casey さんから、U-93乗客だった久下季哉さんのご家族のもとに先日3本のバラの苗がとどきました。 [Forty Heroes](40人の英雄)はU-93便の乗員・乗客の追悼のために開発されたもので、花の色はGolden Yellowとされています。 久下さん宅ではこれを大き目の植木鉢に植え、発芽をたの楽しみにされています。  なおSueさんは「バラ祭」で有名なポートランド(オレゴン)在住で、事件直後 現場から遠い自分に出来る事は無いかを考えているとき、教会の帰りに駐車場にあった黄色なバラからインスピレーションをえて、ローズ・ガーデン計画[Remember Me Rose Garden]を進めています。Sueさん達は事件現場近くに犠牲者の数のバラを植えてローズ・ガーデンを作る計画で、その募金のために9種類の新種のバラを順次開発・販売しています(一本3ドル)。[Forty Heroes]はその4番目の品種で昨年(2006)4月に発表されました。  

(65ファミリー・ハウス移転(2007.3.20,5.2一部訂正)         
新ファミリー・ルーム(ハウス)として親しまれてきたゲート7内のハウスは、3月、工事のためサイト東側(Church Street,入口はGate10)のコンテナー・ハウスに移設されました。入場にはIDカードが必要です。   
(従来のファミリールームはそのままです)   
 
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(64)現在までの遺体捜索状況と新センターの開設(2006.12.25)
グラウンド・ゼロ周辺でのご遺体の捜索は、9.11をはさんで行われてきましたが、現在まで南側(ドイツ銀行)で700以上、西側・マンホールで200以上のご遺骨が発見されました。なお、東側の二つのビル屋上(ワン・リバティー・プラザおよびミレニアム・ヒルトン)では発見されませんでした。                                     
 これらのご遺体はブルックリンに新しく設けられたセンター(Remains Center)に安置されました。場所はブルックリン橋に近い旧緊急管理本部事務所です。       

(63)公式追悼施設の一部完成延期と氏名表示問題('06.12.25)          
追悼施設の建設は、設計変更にもかかわらず予定通り2009年と説明されてきましたが、ミュージアム建物の完成は2010年となるため、ここを経由する地下追悼施設には2010年まで入れないことになり、実質的には完成は1年延期されることとなりました。                           
 ただし、氏名表示の壁を含む地上部分は2009年に完成する予定です。                 氏名の表示について、メモリアル財団は12月5日、次の案を発表しました。              
一般犠牲者と救援作業者(消防、警察等)に分け、前者はは南・北棟および搭乗機別に表記し、かつ働いていたグループ(Co-worker)別に記載するが所属会社名は表示しない、後者は所属隊(Comand等)別に分け表示するというものです。                                     
これに対し、一部の家族団体は年齢、企業名の表示を求めています。              
(私は
国籍または国旗を表示するべきだと考え、関係者にお願いしてきましたが、現在 国籍については論議の対象になっていません。)                 

(62)メモリアル財団の議長にニューヨーク市長が就任('06.12.25)
メモリアル財団議長としてNY市長・ブルムバーグ(Michael Bloomberg)氏が指名され、就任しました。この人事については強力な指導力を期待する声がある反面、経済性優先で犠牲者家族に対して配慮を欠く言動が多いとの批判も家族団体側から出ていました。           
 また終身名誉議長にNY州知事・パタキ(George Pataki)氏、総裁・CEOにジョセフ・ダニエル(Jhoseph Daniels)氏が指名され、また新理事も指名されました。(これらの人事は10月に確定しました)       
(61)WTC十字架の引越しとフリ−ダム・タワーの柱設置(2006.12.25)
 グラウンド・ゼロ東側に設置され、家族や復旧作業従事者を慰め、また観光客からも親しまれてきたてきた建材鉄骨の十字架は、工事のため10月5日 3ブロックはなれた セント・ピーター教会(St. Peter's Church) に移設されました。工事終了までの暫定的な措置とされています。 
  また、フリ−ダム・タワー(WTC1)の最初の柱(約10m)が、12月19日、基礎の上に据えられました。設置に先立ち、犠牲者家族や希望する市民がその上にサインしました。 

(60)創価学会が追善法要(2006.12.25)
アメリカ創価学会インターナショナル北東圏支部は、NY市での総会に先立ち、10月30日 ファミリー・ハウス(註)前で、戦争とテロの全犠牲者に対する追善回向を行いました。会場には2003年に池田会長がが納めた詩碑「悲劇の日々を幸福の日々に!、苦痛の日々を平和の日々に!」が飾られました。(碑は英文、訳は聖教新聞による)    同学会ではロス支部の青山世磨氏が犠牲となっています。     (註)従来「新ファミリールーム」としてきた場所です。


(58)5周年追悼式・ブッシュ大統領も参加(2006.09)
 NYの式典は例年どおり4回の黙祷をはさんで犠牲者の名前を読み上げるかたちで行われました。今年の担当者は犠牲者の配偶者で、主に奥様でしたが、なかにはご主人の場合もありました。 日本からも平井克征様の奥様が参加されました。(
お名前を誤って記載ていましたので、訂正しました。ご家族、関係者にお詫び申し上げます)             名前をよばれた家族は跡地におりて、そこにもうけられたプールに献花しました。式は正午にトランペットの吹奏で終了しました。 追悼式の写真を見る

 今年のもう一つの特徴は、ブッシュ大統領が3ヵ所の追悼式に参加したことです。NYではイラク撤兵の風船デモなどもあったため、厳戒態勢の中、前日の10日にローラ夫人と共にWTC跡地で献花し、当日は混乱を避けてやや離れた消防署前で参加する形となりました。この後ヘリでシャンクスビル(U93墜落現場)に移動、集まった家族と握手を交わすといった場面もあったようです。最後にペンタゴンでの式に参加したのち、ホワイトハウスに戻って、対テロ戦争の推進を主題とする演説を行いました。

(59)911ウエルネスプログラム説明会(2006.11.24)  
アメリカ赤十字およびNY市メンタルヘルス協会が行っている9.11による心理的被害に対する援助についての説明会が神戸(11.25)および東京(11.26)で行なわれます。これは犠牲者家族のみならずWTCとその周辺事業所での勤務者およびユナイテッド97便、ペンタゴン関係者
も対象となります。                                
(追記)説明会は終了しましたが、12月下旬まで電話連絡ポイントが東京に儲けられました詳細は「お知らせ」欄(17)をご覧下さい。        

(57)在日アメリカ大使館前でも追悼式(2006.09) 
         
事件の5周年にあたる9月11日、東京のアメリカ大使館前でも記念式典が行われました。式典は現地時間に合わせ午後9時35分に始まり、J・トーマス・シーファー大使による献花、挨拶の後、黙祷、キャンドルサービスが行われました。またバグパイプによる「アメージング・グレース」の演奏もおこなわれました。  この式には日本側犠牲者の数家族も参加しました。          
詳細を見る

(56精神的な治療に関する援助の締切り期限迫る(2006.09)                
アメリカ赤十字ではニューヨーク市と協力して911の精神的被害者に対する援助を行ってきました。キャナル通り以南の職場の勤務者および住民はすべて対象となります。 その申込み期限は来年1月2日なっています。 現在、日本人の申請が殆ど無いので、これを心配された関係者から広報に協力してほしい旨の依頼がありました。 日本には問合せや連絡先はありませんが、日本人オペレータのいる直通電話もあります。心当たりの方は直接連絡してください。また知人等にもおしらせください。                            詳細を見る

(55)復旧作業従事者の7割に健康被害(2006.9)                 
 今年1月、事件直後に救援作業に当たった警察官が呼吸器系疾患で死亡しました。その後、救援・復旧作業にあたった多くの人々が類似の症状を示していることがわかり、最近の「シナイ山病院」の発表では、直後の作業従事者の70%に何らかの障害が出ていると発表されました。一方 近隣の居住者からも同様の症状が訴えられています。                              当時のマスクの数や性能、環境測定値などを巡って関係者の責任を追求する声もでて、政治問題化する気配があります。近く対象者の範囲や援助期間の見直しが行われものとおもいます。        (これは原爆や原発事故の2次被爆を思わせます。献身的に救援活動を行ってくださった方々の健康回復を願わずにはおられません)      
                                           
(54)暫定追悼施設(Tribute WTC Visitor Center)がオープン (2006.9)
WTCメモリアル財団の計画しているメモリアルおよびミュージアムの完成予定は2009年であるため、それまでの間にこの地を訪れる人々のために「911家族協会」が企画し、9月6日グラウンドゼロ南側、Liberty Streetの消防署隣にオープンしました。(一般公開は18日から)                              公式メモリアルができるまでの暫定施設で、面積もあまりありませんが、遺品類も展示されて内容の濃い施設となっています。開館時間が変則的なため事前の確認が必要です。 
 センターの詳細を見る

(52)グラウンド・ゼロ周辺パネル・およびウィンターガーデン展示の全面更新(2006.9)  
工事の進展に伴いこれまでのフェンス東の展示はすべて取り外され、新しい展示が地下鉄(PATH)駅入口周辺に集約されました。氏名表も更新され、黄色系のバックの美しいものになりましたが、文字は小さくなり、見にくくなってしまいました。なおこれまでの表示も南側フェンスに移され残っています。                           
ここに展示された写真52枚はWTCメモリアル・ミュージアムによるもので、同博物館による最初の展示となります。10月末まで展示される予定です。                                       GZ周辺の展示を見る

また、ウインターガーデンの展示もこの地区の開発計画を示すものにあらためられ、メモリアル関係はその一部としての展示となりました。
開発公社(LMDC)は「2010年」の開発完了時の施設などを印刷した

(51)メディカル・エキザミナー(COME)の鑑定作業進行状況 (2006.09)  
 COMEでは、新しいDNA鑑定方法が発見されたとの発表を今年初めに行いましたが、その後の進展について情報がありませんでした。今回確認した結果、OCMEと開発グループの鑑定ソフトが異なるため、現在その調整作業を行っており、完成次第、鑑定作業は急速に進行するとの説明がありました。ただし、この方法は骨からしかDNA試料が採取できないので、保管中の資料のうち対象となるのは約4,000個だそうです。

(50)ドイツ銀行建物からのからの遺体回収について(2006.09)        
グラウンド・ゼロ南側のドイツ銀行建物の解体作業中、屋上部分から多数の骨が発見された事は「ニュース(24)」でお知らせしましたが、最終的にはほぼ700個に達したことがわかりました。  
 事件後の調査は充分だったのかとの声も上がり、周辺の建築物についても、物影となっている個所などの再調査が行われています。                                       
(53)WTCメモリアル財団ミュージアム(博物館)が9.11関係者の声の記録収集を開始(2006.09)                                    
同ミュージアムはメモリアル完成の2009年の開館をめざしています。                
このほど9.11関係者(家族、友人、救援作業関係者など)の声の記録の収集を開始しました。犠牲者については2979人全員についての収拾を目標としています。なくなった方の生活や思い出等を語ることが出来ます。時間は40分で2枚のCDに収録され、1枚はミュージアムが保存し、1枚は貰うことができます。またこの際 証言者の写真撮影が行われます。                  
  
この事業はいろいろな人たちの声による記録を行っている「Story Corps」という団体との共同作業として行われます。収録はPATHのコンコース、階段をおりて左にある収録室で行われます。(グランドセントラル駅にも録音室があります)(日本語で構わないと言われましたが、通訳については不明です。Story Coorps の従来の録音は、2名(10歳以上)の台本なしの対話方式で行われているようです。詳細および録音予約は同団体のサイトを参照してください)                           
                                      
www.storycorps.net.
録音室を見る
(来日しての収録も検討されています。詳細は続報をお待ちください。2008.9)   


(49)NYでの5周年追悼式についての公式発表(2006.8.16)                
 NY市長および州知事は8月6日、今年の式典についての公式発表を行いました。その概要は次のようなもので、ほぼ例年の通りです。
 朝早く参加者が集まり、式が始まる。(時間についてはEarly AM としか記されていません)式の間、飛行機の突入およびビルの崩壊時刻にあわせて4回の黙祷(Moment of silence)が行われる。その一回目は午前8時46分で、礼拝堂などには鐘を鳴らすよう要望している。                                               犠牲者の
姓名の読み上げは、今年は主として配偶者によって行われる。200名の担当者が選定され、2人一組で壇にあがり、一人が14名の姓名を読み上げる。平行して奏楽が行われる。 家族は8時47分から例年通り坂路を下りて敷地跡にいたり、献花することが出来る。 式はほぼ昼にNYPD(市警)、FDNY(市消防局)のトランペット吹奏で終了するが、家族は午後3時まで敷地跡に入る事ができる。 また夜は光による追悼(Tribute in Light, 上方へのサーチライトの照射)が行われる。
以上ですが、さらに1週間前に詳細の発表があるとしています。

(48)映画「ユナイテッド93」の上映せまる(2006)        
  ペンシルバニアの荒地に墜落した同便のフライトを再現しています。
アメリカでは賛否両論がありましたが、試写をみたお母様は肯定的に捉えられ、コメントを発表ています。
              コメントを見る
一般公開は8月12日からになります。

(47)WTCメモリアルの設計変更についての説明会(2008.8)
メモリアル財団の計画アドバイザーであるkリフォード・チャニン(Clifford Chanin)氏が来日され、7月19日、都内で計画の変更についての説明会が行われました。
 その主要点はニュース(46)に@、Aとして記載したとおりで、これにより建設費の削減と入場者の安全確認が効率的に行われるようになります。
 その他の点してついてB以降を追加します。
B身元確認できないご遺体は最終的にはメモリアル内に移される。
(これは当初からの計画でしたが、前回来日されたジョンソン氏は確認作業が再会されたので当面 移転はないとの説明でした)
Cファミリー・ルームはミュージアムの建物の一部に移転する予定(未確定)
D地下には家族だけが入れるスペースが設けられる。
E工事費は5.1億ドルと試算されており、メモリアル財団は2.6億ドルを、残りは開発公社(LMDC)が負担する。財団の負担分はすべて募金による。
これまでに1.3億ドルが集まっていたが、見積もり金額の確定まで募金は中止されていた。今後全米横断ツアーを行い募金活動を行う。
Fだれでも
参加できる募金として、「敷石募金」(Cobblestone)を始める。これはメモリアル周辺の敷石を購入するという方法で、一個 500ドル、実物に名前などが記載される事はないが、メモリアルのコンピューター上で、購入した敷石の位置を確認することができる。
(募金の詳細は「お知らせ」欄に記載しています。ご覧ください)
説明ののち、日本側家族からの要望などを聞いていただきました。

(46)WTCメモリアルの設計変更について(2006.7.11)
 ニュース(45)でお知らせしたとおり、メモリアルの設計が一部変更されました。
 その主要な点は、
@氏名の表示板は地上に設ける。 (これにともない滝を取り巻く地下の回廊部分は無くなる)
A「ミュージアム」の地下部分は縮小され、入口は「ビジターセンター」 に設けられる。
設計の基本であるビル跡の滝は残しながら、地下部分を簡略化して予算を節約しようとの考えとみられます。
 なおこの件については
7月19日(水)設計担当者から直接話を聞く機会があります。詳細については「お知らせ」 14 を参照してください。
(終了しました)

(45)WTCメモリアル財団の混乱(2006.06.01)  
 ニューヨークの「グラウンド・ゼロ」に9.11全体の公式メモリアルを作る主体が題記財団(WTC Memorial Foundation) です。その設計プランはこのホームページでもご紹介していますが、その後 予算超過や家族団体の反対などがあり、混乱した状況にあります。その結果、メモリアルの設計、完成時期が変更される可能性がでてきています。 問題は予算から始まりました。当初は5億ドルの予定でしたが、その後、倍の10億ドル必要と算定されました。これらは基本的には募金によってまかなわれますが、現在までの募金額は1億3千万ドルです。  募金の責任者(トーマス氏)は資金の内容が明確にならなければ募金は続けられないとして、募金活動を停止しました。この事態にNY州知事およびNY市長は財団とその最高責任者(ディクストラ氏)に対する不信を明らかにし、ディクストラ氏は最高責任者を辞任しました。
  また、一部家族団体は地下のメモリアルに反対し、工事差し止め訴訟およびプラン決定が一方的だったとの訴訟を起こしました。これらは敗訴となりましたが、地上のメモリアルを要求するサイト上の署名活動を行い、1万3千名以上の署名を集め財団側に圧力をかけています。
 このような事態を受け、財団は新最高責任者を任命するとともに
、予算削減のための設計変更の検討を開始しました。その結果は6月15日に発表され、意見公募が行われる予定です。

(44)9.11関連映画の公開続く・予告編に要注意(2006.6.1)             
 事件から5年近くを経て、9.11関連の映画が次々と公開され始め、アメリカでは関係者のあいだで賛否両論が起きています。
「充分すぎるほど知っている。いまさら見たくない」「何故おきたのかをもっと知りたい」「金儲けに利用されている」などです。
 まず、「ユナイテッド93」が5月下旬のニューヨーク・トライベッカ映画祭で公開されました。これはペンシルバニア郊外に墜落した飛行機の乗客の搭乗から墜落までを時間経過とともに追ったもので、公開試写前日に犠牲者家族を招待した特別試写会がおこなわれました。 引続き港湾局警察官を主人公とする「ワールド・トレード・センター」の公開が予定されており、さらに来年 犠牲者家族の回復をテーマとした「Reign O'er Me」(邦題未定)が予定されています。 前2作はすでに日本公開が決まっています。見るか否かは各々の判断でよいわけですが、
見たくない方には深刻な問題があります。それは「予告編」の上映です。 アメリカでは「ユナイテッド93」の予告編が予期していなかった観客にショックを与えた事、「ワールド・トレード・センター」の予告編がいま大変話題となっている映画の上映時に行われる予定である事から、その取り扱いが問題となっており、予告編の上映を事前に警告する、あるいは取りやめる映画館が出ているとのことです。 日本ではこのような配慮がされることは全く考えられませんので、別の映画を見る際に突然9・11関連映画の予告編を見せられる恐れがあります。 充分ご注意ください。

(43トリビュート・センターの資料募集開始(2006.5.1、5.5、6.1改)
  ニューヨークの被害者家族団体である「September 11th Families Association」では、グラウンド・ゼロ南のビル内に 公式メモリアル開設までの暫定的施設として、ビジター・センタをつくり、さらにその中に「トリビュート・センター(追悼室)」を作る準備を進めてきました。(ニュース36参照)    このほど6月末の開場をめざして追悼資料の収集を開始するとのメールを受け取りました。詳細について確認次第順次「お知らせ」欄に掲載します。
とりあえずメール(会員向けのレターの翻訳)を発表しますのでご覧ください。(5.1)
資料のサイズ、枚数等の通知がありました。「お知らせ」欄もご覧下さい。(5.5追加)
 募集(寄託)は来年一杯続けられます。(6.1追加) 
            
1-2: 「お知らせ」欄を見る
               手紙を見る


(42)解体作業中のビルから続々と骨片を発見(2006.04.19)                
  ドイツ銀行が使用していたグラウンド・ゼロ南側に立つビルは、解体のための作業が昨年秋よりおこなわれてきました。その屋上の瓦礫の中から9.11犠牲者のものと見られる74個の骨片が発見され、4月7日公表されました。 その後、メディカル・エキザミナーの担当者、消防関係者が参加して追加調査を行った所、さらに150個の骨片が発見されエキザミナーより4月18日発表されました。この捜査範囲はごく限定されており、今後さらに増えることが予想されています。
昨秋以来の発見数は300-500個になるとの非公式な情報もあります。

(41)WTCメモリアル財団理事の来日(2006.04)   
 同財団のThomas Johnson氏が所用で来日され、多忙な日程の中、都合のついた日本の家族と4月1日、面談しました。 「5−2、追悼施設」の中にそのとき得た情報を入れてあります。                                            
重要な情報としては、犠牲者氏名はプールの周囲(地下)に設けられる回廊の壁面に刻まれる、回廊とプールのあいだの滝によって回廊部分は外部の騒音から遮断される、現在
エキザミナーにあるご遺体は鑑定作業が進んでいるため現状のままとしメモリアルには収容されない、地下の一部は家族だけのためのスペースとする、現在の「ファミリールーム」はそのままのかたちでどこかに移転される(一部不確定部分をふくむ)等です。
 またメモリアルの設計に家族団体から異論が出ていることについて、充分留意するが、全ての人の意見を満足することは非常に難しいことを理解してほしいと述べられました。 私達からは、
氏名にローマ字、漢字併記を採用する事、国籍を記載するか国ごとにまとめて記載し、見出しやすいようにすることをお願いしました。
              WTCメモリアル計画を見る

(40)WTCメモリアルの工事着工とそれをめぐるアメリカの一部被 害者団体の反対運動(2006.04)
 3月13日、NYのメモリアル建設の予備的な工事が開始されました。
建設の主体である「WTCメモリアル財団」の最高責任者であるGretchen Dykstra さんは、
「犠牲者の追悼と将来の世代の理解を助けるための、恒久的なメモリアル建設を始めるべき時がきた」と述べました。(lowermanhattan.info)
 これに対し、一部の被害者家族団体は、家族側の充分な理解が得られていないとして工事差し止めの訴訟をおこしましたが、却下されました。反対のもっとも大きな理由は、メモリアルの殆どが地下に建設されることに納得できないというものです。特に、犠牲者の名前は地上に有るべきだというものです。これは単に情緒的な問題以外に、宗教上の問題も含むため合意に達するのは難しいように見えます。 さらに、安全上、政治上の問題がからんで複雑な状況となっています。                         また、名前の書き方についても、警察・消防関係者は別扱いとする案や、ランダムに記載するのがもっとも公平とする案まででて、最終決定までにはさらに混乱がありそうです。

(39)地下鉄サリン事件被害者グループからテロ反対署名のバナーのコピーを受領(2006.03)
 3月20日は同事件から11年目にあたります。昨年NYの家族団体が同事件の被害者支援シンポジウムのために来日しました(ニュース23)
が,その際 Ground Zero で集めた署名入りのバナーを持参しました。
これの返礼として昨年サリン被害者グループが日本側の署名を集めNYおよびロンドンのテロ被害者グループに送りました。
 今回そのコピーを、米、英大使館および日本の9.11関係者に贈りたいとの申し出があり、私がお預かりする形で受け取りました。
 席上、アメリカ大使、イギリス領事から、このような無差別テロを許すことなく、今後も共同してテロを防止してゆくとの挨拶がありました。(KAZU)

(37)WTCメモリアルの完成は2009年で変更なし(2006.1)   
跡地に建設される予定の「フリ−ダム・タワー」の建設が、安全確保上の理由で設計変更され、2010年にずれ込んだことは昨年新聞等で報道されていますが、メモリアルの建設は別途進行しており、当初予定された通り、2009年9月完成を目標に作業が進行しています。
なお
(24)に記載した人権団体の展示は、遺族の意向にそってここでは行われないことになりました。

(36)ビジターセンターの開設は6月か(2006.1)  
 ニュース(23)でお知らせした米国の家族団体が計画しているビジターセンターは、当初の予定より遅れ、本年5月末または6月初めにオープンの予定で現在建屋の改装工事が盛んに行われています。また、犠牲者の追悼の比重が増加し、
トリビュートセンターと言う名称も使われています。展示の約1/3の面積が亡くなった方の写真、略歴、関係の品物や家族のメッセージなどが展示される予定です。展示面積に比べて対象者が多いため、一人当たりのスペースはあまりとれないようです。これらの品物は公式のメモリアルが完成したときにはそこに併設されるビジターセンターに引き継がれる予定です(未定)。(私はそのための日本側での資料取りまとめを依頼されました。
詳細決定次第改めてご連絡もうしあげますのでご協力ください)


(34)「リビング・メモリアル」計画は足踏み(2006.1)
サイト上に故人をしのぶメモリアルを作る計画(14)は費用が大きくなるため現在追加のスポンサー探しを行っているとのことで、残念ながら作業は足踏み状態です。

(33)「Ground Zero Memorial Workshop」の展示(2006.1)
NY消防局の専属カメラマンとしてグラウンド・ゼロの発掘作業を記録してきたカメラマン、Gary Suzon氏が、その写真と一部現場から回収した資料を展示するミニミュージアムを公開しています。いまのところ唯一の常設展示です。ただ1室の展示ですが、多くの作業員が肉親や同僚を失っている等を聞くと胸をうたれます。作者自らが説明を行うため、電話予約が必要、入場料は15ドルで、7団体にチャリティーとして寄付されます。                                 
               詳細を見る
(32)グラウンドゼロ周辺フェンスのパネルおよびウインターガーデンの展示更新   (2006.1)
フェンスの周りの解説パネルがカラーの新しい展示になりました。また新たにペンシルバニア、ワシントンに関する展示が加えられました。(PAT駅H入口側) 
       ペンシルバニア関係の展示写真を見る

 また、「NY情報(8-3)」記載のウインターガーデンの展示も「フリ−ダム・タワー」の設計変更にかかわる部分などを更新し継続して、展示されています。



グラウンド・ゼロのフェンスに飾られたクリスマスリースと新しい展示(2006.1撮影)(2007.9以降 工事の都合で展示は縮小されています)

(31)アメックス犠牲者のモニュメント(2006.1、2006.9訂正) 
アメリカン・エクスプレス社は11名の犠牲者をだしましたが、その美しいモニュメントがフィナンシャルセンター第3ビル一階に完成しました。グラウンド・ゼロ北側の渡り廊下風の通路を渡って最初のドア(上にアメリカンエクスプレスの表示が有る)を入ると、エスカレーターの左側のロビーにありますす。(1月の記載は第1ビルとしていましたが誤りでした。上記のように訂正します)    写真を見る

(30)英国の「メモリアルガーデン」(2006.1、追加'06.9,07.9,08.9,09.9’10.10) 
         英国は WTCで67名の犠牲者を出しています。これはアメリカ以外の国ではもっとも多い数です。この方達を追悼し、また英米両国の長い友好関係を記念する「British Memorial Garden」がNY市ハノーバースクエア(Hanover square)に着工しました。同スクエアーは通称なので地図上に記載されていない場合が多いのですが、ウオール・ストリートとパール・ストリートの交差点より2ブロック南にあります。(パールとオールド・ストリップの交点)                                      
 庭園はまだ工事中のため見ることが出来ませんが、PR と募金のためその
ジオラマがJFK空港に展示されています。British Air のチェックイン・カウンター前ですが隣にANA (及びUA)のカウンターもありますので機会があればご覧下さい。建設主体はチャールス皇太子を名誉総裁とするブリティッシュ・メモリアル・ガーデン財団です。      空港の展示を見る (現在は有りません)   
(2006.9現在、路面工事のみ終了した段階で未完成でした)
                   
(2007.9現在、植樹は終了、周囲のフェンスを除きほぼ完成しました。 ただし、フェンスにUK構成国の紋章がとりつけられる予定ですが、肝心の部分が未完成ということになります。市民には既に開放されています)                                                     
(2008.9現在同じ状況です。資金不足?でも市民の憩いの場としての機能はすでに果たしています)
 2009.9あまり変化はありませんが、「ブリティッシュ ガーデン」の銘板(写真右)がつけられました。
2010年8月、エリザベス女王を迎えて開所式が行われました。東側の道路と隔てるフェンスの上に、犠牲者の出身地を表す紋がつけられています。      
(中央に彫刻が立つ予定になっていますがまだ設置されていません)(2010.10追加)
 
2012年9月現在、彫刻はありませんが銘板は「エリザベスU世記念Sep.11th公園」に変えら れていました。(写真下) 


  
フェンスを除きほぼ完成した(2007年)英国寄贈の公園
(NY市の公園として維持・管理される)


1-1.「ニュース」に戻る

(29)「犯罪被害者基本計画」に外務省の関与を明記(2006.01)                
同計画が12月27日閣議で決定しました。そこでは海外での犯罪被害に関する項目として、「海外で被害にあった場合、在外公館で現地の弁護士や通訳・翻訳者の情報を提供していることを周知(する)」との項目が記載されました。(H17.12.28読売新聞より)
 海外犯罪被害者に言及されたことは意義有ることですが、内容としては現状追認に留まっており、私達の希望しているものとはへだたっています。今後より良い物とするため当事者として発言してゆくことが必要だと感じています。     
.関連記事「海外滞在者にも「犯給法」の適用を」を見る

(28)4周年追悼式終了(2005.9)  
現地での追悼式式が終了しました。 ニューヨークは例年のように快晴で風もありませんでした。 ライス国務長官、ブルームバーグ市長およびジュリアーに元市長らが出席して挨拶しました。市長はロンドンのテロ犠牲者およびハリケーン・カトリーヌの犠牲者についてもふれました。                                       例年のように犠牲者の名前をよみあげる方法で式が行われました。今年は兄弟・姉妹が名前を読み上げましたが、後に続けるメッセージが長目だったため終了は予定時刻よりかなり遅れました。 昨年と同じく、家族は南北棟跡におり献花しました。工事開始のためこの場所におりるのは昨年で最後と言われていましたが、設計変更 で工事開始が遅れたため、今年も跡地におりることが出来ました。 しかし、市民の間には工事開始を要望する声も強くなってきており、冬には着工される模様です。       また、ペンシルバニアのユナイテッド航空93便の墜落現場でも追悼式が行われました。式の前日、公募によって決定したメモリアルパークについて発表がありました。また、式後、家族は2台のバスに分乗してピッツバーグ市に行き、アメリカン・フットボールの試合を観戦しました。                                         (今年は私は現地追悼式には出席しませんでした。この記事は今回訪米された家族のお話をもとに、一部補足して記載しました。KAZU)                     
(27)東京・大手町にみずほグループのモニュメントが完成 (2005.9)
 みずほフィナンシャルグループ本社(旧富士銀行本店)前の公開空地に9.11事件のモニュメントが完成し、4周年にあたる9月11日、関係者家族に披露の後公開されました。  本体は芸術大学山本正道教授のデザインになる母子像と樹木、切株等よりなるブロンズ像で、生命の絆と成長、再生、その営みの中から生み出される平和などを表象したものです。さらに像の置かれた敷地の一角には、NYの消防局より寄贈されたワールド・トレードセンターの鉄骨が設置され、その隣に日米のみずほ関係犠牲者23名の氏名が記載されています。
              
(像の趣旨からも、みずほ関係者以外の事件関係者のかたにも是非ここを訪れていただき、亡なくなられた方をしのぶよすがとしていただければと思います。また事件関係者以外の方にもこのモニュメントを見ていただき世界や日本の現状と今後を考えていただきたいと思います (KAZU) )                  写真を見る

(26)WTC回収写真の公開範囲拡大(2005.8) 
 
NY港湾局はニュース(21)でおしらせした「回収写真」の閲覧対象者を、WTCのテナントの被雇用者まで拡大しました。当時 勤務していた方は、氏名および勤務ビル番号、フロアを入力することで閲覧できることになりました。例として次のように入力するよう示されています。   User Name:johsmith, (被雇用者氏名)   
Passsword:2wtcb3(第2タワー地下3階勤務)
詳しくは港湾局HP www.panynj.gov を参照してください。
詳細を見る

(25)4周年追悼式(NY)の概要決定 (2005.8)  
8月5日、NY市長、NY州知事は今年の式典の概要を発表ししました。       
内容は4回の黙祷をはさんで犠牲者の名前を読み上げるという、昨年とほぼ同じ内容ですが、
名前を読み上げるメンバーが、今年は犠牲者の兄弟・姉妹が行うことが特徴です。(昨年は父母・祖父母、一昨年は子供たちが行っています)              
式は朝早く(例年8時頃)始まり、第一回の黙祷は8時46分に行われます。式は正午に終了の予定。この間および午後4時まで、家族は底部(Foot Print) に降りて、献花等をすることができます。なお、9月上旬に詳細につき追加発表が有る予定です。      


24)「メモリアルを取戻す」運動始まる(2005.7) 
 ワールド・トレード・センターの跡地にフリ−ダム・タワーという建物を再建することが決まっていましたが、警備上の観点から設計変更がなされ、竣工は当初の予定より1年遅れて2010年になることは日本でも新聞等で報じられました。
 これと前後してメモリアルへのアプローチ部分の利用方法が明らかになり、現在アメリカの遺家族団体を中心に、この利用計画に反対する運動がおきています。それは、この部分に人権団体(IFC)が全体主義政治によって自由を奪われた人達を開放したアメリカといったテーマの展示を行うことが発表されたためです。この展示では自由を奪われた人達として、アウシュビッツやソ連の強制収用所の資料が展示され、開放のための戦いの例として、ノルマンディー上陸作戦や、場合によっては真珠湾攻撃などが展示されるようです。見学者はこれらの展示を見て「アメリカの正義の戦い」を学習したのち、メモリアルに至り「愛国者」としてコンクリートの上に彫られた9・11犠牲者の名前を見るという構想です。これらの展示の面積は本来のメモリアルの5倍にあたります。
 アメリカの家族団体は、これはメモリアルのハイジャックだとして関係先に抗議し、合同してデモを行いまた関係先と交渉を行いました。
 かれらは、いはゆる
「グラウンド・ゼロ」を政治的に利用することなく、愛する人に静かに思いをめぐらす祈りと回想の場所にすることを要求しています。             このような要求をうけ、南部マンハッタン開発公社(LMDC)議長は、この論争に結論がでるまで、決定を保留することをメディアに発表しました。 アメリカの家族団体はさらに反対運動を進めるための協力を要請しています。
                詳細を見る
(23)アメリカ被害者団体のメンバーが来日(2005.3)   

 先にニュース(20)でお知らせしたアメリカの被害者家族の団体 September 11th Families' Association のメンバー3人が16日来日されました。これは地下鉄サリン事件の10周年にあたり、9・11の被害者支援活動を地下鉄サリン被害者の支援活動の参考にするため、同事件関係者が招待したものです。   同事件関係の行事終了後、東京、京都、広島で9・11の日本人家族と懇談の機会を持ちました。 このグループはグランド・ゼロの訪問者に9・11について説明するためのビジター・センターを作るプランを積極的に推進しており、順調に行けば本年12月オープンの予定とのことです。                          米国団体の日本での活動詳細を見る
(付記:なお、9・11被害者への補償に関し、米国企業等への訴訟権の放棄が行われたこと、生命保険受領者には相当分の減額が行なわれた事などはサリン・シンポジウムの資料には記載されているにも関わらず殆どの報道機関はそれにふれず、金額のみを興味本位に一人歩きさせる結果を招いたこと大変遺憾であり、報道の姿勢について関係者の再考を求めます。ここで参考とすべき重要な点は政府の迅速な対応と被害者の早期救済を可能としたシステムだとおもいます)  

(22)ME鑑定作業の中止を公式に発表(2005.3) 
NY市メディカル・エキザミナー(ME)は、現在のDNA技術による鑑定作業の中止を決定し、関係家族にたいし通知を始めました。近く文書による連絡があるとのことです。昨年9月以降の確認は9名、結局1161名の方が未確認となっています。作業は今後の技術開発をまって再開されます。
 MEの担当者は、
確認作業のための努力は決して止めない、いつの日にか全てのご遺体に名前つけると述べています。(この項N.Y.Post)
 詳細を見る

(19)三周年式典終了(2004.10 )   
三周年追悼式(NY)は下記(9)に記載のとおりの内容で、予定通り行われました。

(17)、(18)欠

(16)南部マンハッタン開発公社(LMDC)、メモリアルを含む新タワ ービル等の開発計画を展示(2004.10 )  
LMDC は、グラウンド・ゼロ西側に再建されたウインターガーデン内の1階に(温室上のガラスド−ムが目印)に再開発計画の模型などを展示しています。やや官製PRの感じもありますが、新聞報道でよく判らなかったメモリアルとフリーダムタワーと呼ばれる新築ビルの位置関係がよくわかります。これによると、メモリアル部分は旧南・北棟の底部(Foot prints とよばれている)の大部分をしめ、タワーは敷地の北および東のすみに建つ事になっています。(展示期間不明)

(15)Ground Zero(GZ) 隣接地に「ビジターセンター」を計画  (2004.10 )  
     
現在、GZ訪問者が多いものの、跡地のほかは見るべきものがほとんど無いため、米国の家族団体が中心となって仮設のビジターセンターをもうけ、訪れた人々に消防士のボランティアなどが被害や救助活動などを説明するセンターの建設が準備されています。場所はGZに面した南側にある消防署の隣で、すでに建物は確保され、今後6ヶ月で具体化されます。現在試料収集と募金活動がおこなわれています。


(14)Web Site 上に’Living Memorial' の設定を計画中(2004.10)   
現在、米国の家族団体がインターネット上に犠牲者の情報を集積し、誰もが訪れることができるメモリアル、'Living Memorial'を計画しています。類似のサイトは数多くありますが、これは公社(LMDC)と企業の寄付をうけて、膨大な容量のコンピュータが使用されるもようです。個人の経歴や思い出などを掲載出来ます。ボランティアによる英訳も検討されているようで、日本でも資料を用意していてほしいとのことでした。1年後の開設が予定されています。(容量の関係で、写真については少し遅れるようです)
(13)スタッテン島に同地区出身者のメモリアル完成、除幕 (2004.10)   
NY市南部、スタッテン島に同地区出身者のメモリアルが完成し、11日に除幕されました。2枚の封筒を模した壁が手のひらを広げたようにおかれ、その内面に犠牲者の氏名、所属等が書かれています。手のひらの間からマンハッタン南部のビルが望まれ、「遥拝所」と言った感じです。大変うつくしいところで、時間があれば訪問されることをお勧めします。NY市営フェリー(無料)をおり歩いてゆけます。野球場の西側の道をおりたところにあります。 この島はWTCの瓦礫の選別作業が行われたところでもあります。なお、設計はコンペで入選したNY在住の日本人、曽野正之さんです。
                            
     
(12)学友が久下季哉さんの記念樹植樹   (2004.10)  
 久下季哉さんが在学していた大阪府立北野高校の同期生や、サッカー部の仲間を中心とする友人たちの呼びかけで、同高校のグラウンド脇に「いのちの木」と名付けられたクスの木が植えられ、9月11日にはお母様も出席して追悼集会が行われました。スライドなどの上映もあり、200人ほどの方が集まられたとのことです。この木は5mほどの大きなもので、季哉さんと同じ樹齢の木だとのことです。
              詳細を見る

(11)アメリカ創価大学で平和と追悼の集い  (2004.10)
 同大学オレンジ郡キャンパスでは、9月11日夕刻(現地時間)「犠牲者の追悼と世界平和への民衆の連帯を築く願いをこめた平和集会」が開催されました。関係者のスピーチののち、
青山世磨様(アメリカン11便搭乗)のご子息で同大学3期生の、ジョージ・アオヤマさんが当時の心境および、激励していただいた方々へのへの感謝をのべられ、さらに「父の生きた平和の使命に自分も連なる決意」を語られたとのことです。(註:ジョージさんは本HP「関連図書」の欄で紹介しているエミリーさんの弟さんにあたります。)(以上は聖教新聞 2004.9.18 の記事をもとに書きました。括弧「 」内は正確を期すため記事から直接引用させていただきました。)

(9)(10)欠

(8)NYの被害者団体からのメッセージ
 
NYで活動している被害者団体の一つ、WVFA (9/11 Widows And Victims'families Association)から、日本の被害者家族へのメッセージが届けられました。遠く離れた日本の家族に同情を示すとともに、今後の連絡を待ちますとの内容です。(全文は 「6.米国被害者団体の活動」に掲載しています。)
                メッセージ全文を見る

(なお、このメッセージは、犯罪被害者支援についての調査・取材のためオウム事件家族とアメリカを訪問した朝日新聞の記者のかたに託してとどけられたものです。)

(7)NYでの遺品の回収と返還の進行状況
 事件2年半にあたり、ニューヨーク市警(NYPD)は地元紙NewYorkPost の取材に応えて遺品の回収と返還状況について説明しました。
 それによると、ワールドトレードセンターの瓦礫から発見された品物の68%はすでに関係者に返還されましたが、さらに8000点が残っているとのことです。(註:逆算すると、当初約24000点が回収されたことになります) プライバシーの観点や、希望者の殺到が予想される事などから、これらの現物あるいは写真を公開する予定は無いとのことです。 これにたいし、関係家族のなかには公開を求める声も上がっています。(New York Post: Mar..28.2004;P19) (2004.04)

(6)白鳥敦さんのメモリアル施設、アフガニスタンに建設(2004.04)
白鳥敦さん(当時カンターフィッツジェラルド勤務)のお父様、晴弘さんは、アフガニスタンが再びテロ組織の温床となることが無い様にとその地域への援助を検討されてきました。 その一環として、ボランティア用の宿泊、集会施設などを併設した敦さんのメモリアルホールを建設することとし、2月にアフガニスタンを訪問してその敷地を決定してこられました。その設計は白鳥さんの考えに共鳴した建築家、黒川紀章さんがあたり、来年竣工の予定です。 白鳥さんはこのほかに井戸掘りと給水事業を計画していて、その費用をまかなうための募金も計画中です。その詳細は改めてお知らせします。(白鳥さん関連のHPへのリンクを「家族のページ」作りました)

(5)久下季哉さん早稲田大学の校友に
早稲田大学理工学部2年に在学中、UA39便に搭乗し遭難された
久下季哉さんは今年がその卒業予定年でした。同校卒業式において白井総長は卒業生である奥克彦大使についで久下季哉さんを紹介して二人の志を継ぐ事を話され、また久下さんを校友に迎えることを発表されました。「校友会証」は来賓として出席されたお母様がうけとられました。(2004.04)
式辞詳細を見る(ペンシルバニア関係へ)

(4)WTCメモリアルのプラン決定
失われた二つのタワーを象徴する二つの空間からなるメモリアルの概要は、1月6日に発表され、日本でも翌日の新聞紙上に報じられました。
 その後、関係家族から事件の悲惨さが充分に表現されていないとの意見が出された結果、修正が行われました。ほぼ次のようにまとまった模様です。
・対象者は、9.11犠牲者[NY WTC、Virginia(国防省)、Pennsylva nia(UA93便)] および1993年のWTCテロ犠牲者。
・救助隊員(消防士、警察官等)は名簿に官職等を記載。・被害状況を示す展示物(消防車)などを置く。・鑑定できない犠牲者の遺体を安置する。  (2004.02)

(3)米国ファンド締切る
 12月22日でファンドの申請が締切られました。直前の情報では有資格家族の92%が申請したとのことです。また、受け取りを拒否し、航空会社にたいする訴訟を行う家族が73名あります。残りの家族の多くは、事件の衝撃から回復できず、署名を拒否していると見られています。(2003.12)

(2)WTC地下駅の再開
  11月21日、事件以来 閉鎖されていた 電車(PATHトレイン)とそのWTC地下駅が再開されました。
予定より一月早い再開でした。PATHはハドソン川をくぐってニュージャージーと南部マンハッタンを結ぶ電車で、通勤事情の改善が期待されています。
 閉鎖前と同じ名称の World Trade Center駅として営業を開始しましたが、駅は暫定的なもので将来建設される南部マンハッタンの総合駅内に移転することになっています。
 この駅を利用ると、グラウンド・ゼロ内の掘り下げられた空間(バス・タブと呼ばれているようです)に誰もが入り込むことができることになります。(2003.12)

(1)WTC犠牲者数の修正
  10月、ニューヨーク市当局は ワールドトレードセンターにおける犠牲者のリストから40名を削除することを発表しました。虚偽の申告などが確認されたというものです。これに関し逮捕者もでています。これによりWTCでの犠牲者数は2周年追悼式の発表数より40名を削除して2751名となります。(2003.12)

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        過去のお知らせ



(47)ナショナル・メモリアル & ミュージアム代表の説明会(2013.7.6)
 日時:7月29日(月)18時より約2時間
 場所:招待状に記載されます(東京都内)
 企業等より連絡がなく、出席を希望されるかたは、15日(月)までに当方(住山)までご連絡ください。
(終了しました

(46)展示会開催のお知らせ(2013.4.29)(終了しました。ご協力ありがとうございました)
下記の要領で9.11についての展示と説明会を実施します。
出品ご希望の方はご連絡ください。;締切 5月20日(月)
(事件を知らない世代も多くなっていますので、前回より
ややリアルな展示にしたいと思います。ご了承ください)

 場所:東京都 稲城市 「城山体験学習館」(市立中央図書館に併設・両館の連絡通路の展示スペースに展示)
     稲城市向陽台 4-6-18、 Tel. 042-378-7111
 展示期間:6月2日(日)より13日(木):9時より
20時(修正しました)まで、最終日は13時まで。(期間中は休館なし)  
      (搬入:1日午後)
 説明会: 6月9日(日)13時30分より(同館「視聴覚室」にて) 

 交通:南武線「多摩南駅」下車、徒歩7分(南側の丘))
     京王相模線「稲城駅」下車、バス1番のりば:小田急バス「市立病院行」、下車「城山公園」
         〃              〃      :京王バス「聖跡桜ヶ丘行き」、下車「城山公園」
         〃              −      :Iバス 「左回り」、「右回り」 共 下車「城山公園」
     (バスの運転間隔などは不明です) 

注意事項等:
    *オープンスペースですが、会期、時間が長いため、管理者は常駐できません。ご了解の上 出品してください。
    *鍵のかかる展示ケースが二つあります。新聞紙2面程度の大きさなら利用できます。

(45)第5回メモリアルコンサート「風の輪」(2012.8.10)
 従来11日でしたが、今回は式典前夜です。会場もかわります。ご注意ください。
 日時:9月10日(月) 午後6時30分開演
 場所:Kaufman Center, Merkin Concert Ha
ll, 129 West 67th Street
 セントラル・パーク南西端のコロンバス・サークルからブロードウエーを北上し、67ストリートとの交差点を左折(西方向)すると右側にあります。(アムステルダム(10番)通りの手前です)リンカーンセンターの北方向です。
地下鉄は1,2,3番線「66St.リンカーンセンター」が直近ですが、ローカル(普通)のみの停車です)
 演目:ハーレム・少年少女合唱団のOB/OGにより編成された合唱団の公演のほか、現地在住の混声および男声合唱団などです。
詳細はhttp://kazenowa911.blog6.fc2.com(追悼コンサート) をご覧ください。
チケットは私または上記HP記載の連絡先まで。($10)


(44)ニューヨーク市 「9-11 Healing and Remembrance Program」からの10周年式典参加補助について(2012.3.16)
上記団体では、昨年の10周年式典に参加した家族にたいして、旅費および宿泊費の補助をおこなっています。
登録は2月15日で締め切られましたが
、書類提出期限は、3月30日(金)ですので、それまでに何らかの手段で連絡が取れれば、補助を受けられる可能性があります。申請条件と必要な書類、連絡先は次の通りです。(期限を過ぎたので受け付けは終了した模様です)

必要条件:
1.経済上の必要性の提示 
2.ニューヨークその他各地の記念式典に参加したこと 
3.会場から200マイル(約320キロ)離れていること 
4.あるいは旅行する上での障害(身体障害)を提示
(附:上記1についてはあまり厳格なものではないようです。関連書類の提出は求められませんでした))

提出書類
1.写真つき ID (パスポート)
2.9−11犠牲者との身分関係の証明(結婚証明、戸籍など)
3.申請者の誕生日
4.旅行の証明(搭乗券等)

これらを審査のうえ、援助が決定されます。もちろん限度があり、宿泊については2泊までです.

提出はつぎの3方法があります。提出に先立っての相談もここでよいと思います。
・ファックス:1−646−654−0593
・Email: sblazecovic@mhaofnyc.org
・郵便: Sanja Blazekovic, 9/11 Healing and Remembrance Program,
50 Broadway, 19thFloor, New York, NY10004, U.S.A.

なお、同組織のサイトは下記です。サイト上からの申し込みも可能のようです。
   http://www.9-11healingandremembrance.org/


森 早苗さんの写真と絵画展 (2011.9.3)
森 早苗 写真と絵画展 〜時がとまったものの一人として〜   
  期間:2011年9月9日(金)〜9月19日(月) 10時〜18時(水曜休日)
  会場:ギャラリー タカハシ川中島 (長野市川中島町原1392-10)
     電話:026-284-7055
 県道(旧国道18号)沿い、西友川中島店より200m篠ノ井より
 最寄り駅は、しなの鉄道「今井」(又は「篠ノ井」)
 
終了しました。

(41)9.11ミニ展示会について(2011.07.10)

  
「9.11 十年の軌跡展」
 期間:8月25(木)−30日(火) 
11時より19時(変更)、最終日は14時まで
  場所:中野区中野2−13−14  電話3380−6946
      勤労福祉会館 1階 展示ホール
 中野会場は終了しました。ご来場及び取材ありがとうございました。

「9.11 十年の軌跡展」(第2会場)(2011.8.2、9・3追加)
 期間:9月1日(木)−25日(日) 10-19時(最終日17時) 休日なし
   場所:(株)だいあん・ギャラリースペース
   (横浜市港北区綱島西 1−11−5)     
   (東急東横線綱島駅西口より西へ2分、「NTT Docomo」の反対側))、
 担当:加藤様 電話:045-543-5555 
中野で展示できなかった、ヒロ・ヤマガタ氏作、「フラワーブーケのニューヨーク」を中心とした11点のミニ展示会ですが、上記を含む4点が新展示です。

25日まで延長し、終了しました。ご来場有難うございました。

(40)ニューヨークの追悼コンサート(20011.07.10)
  9月10日(土)19時(予定) (11日が日曜で会場が休みのため10日です)
  場所:Ethical Culture Concert Hall (コロンバス・サークルからセントラル・パーク西側の通りを2ブロック(?)くらい北に歩いたビルです。入口はビル北面です)
出演希望者は至急ご連絡ください。チケットはまだ出来ていませんが、当日までにお会いできない方で入場希望者は住山までご連絡ください。
日時:2011年9月
10日(土)、開場 18:30、開演 19:00 (予定)
場所:New York Society for Ethical Culture Concert Hall
2 West, 64th St. at Central Park West, New York
       詳細は下のHPをどうぞ。

             http://kazenowa911.blog6.fc2.com/
終了しました。

(36)武藤順九氏の「メモリアル」展示(2011.3.6)
東京:3月12日(土)ー22日(火) 銀座「和光」西口・ショーウインドウ内
     作品展「武藤順九の宇宙」同・6階 ホール
     トークショー 13日(日)、19日(土)14時予定 (終了)
高崎:5月7日 ガトウ原田 ギャラリー
仙台:5月20日 藤崎百貨店内
軽井沢:2月12日ー5月連休あけまで 大賀ホール 2分の1モデルの展示
ニューヨーク: 9月11日をはさむ期間 ジャパン・ソサエティー ロビー


(35)9.11追悼式参加予定者の調査(2011.2.5)
実施者:National Disaster InterfaceNetwork
      4 West Street-Suite604, New York NY 10036
        Phone; 212.669.6100
サイト名: http://www.n-din.org
       トップページに [9/11 Anniversary Needs Assessment Survey ] の欄       があり、そこの [English] をクリックすると調査欄にはいれます。
(このやりかたで、まず登録ページが出てしまう場合があります。対応方法不明)
調査締め切り:2月15日     

(34)内閣府パブリックコメントへの応募について(2010.10.20)
 内閣府では、「第二次犯罪被害者基本計画」をまとめ、それに対する意見募集を行っています。
 意見提出先:内閣府犯罪被害者等施策推進室「骨子意見募集」係
   「郵送」 〒100−8970 東京都 千代田区 霞ヶ関 3−1−1
   「FAX」 03−3581−0902
   「ホームページ」 http://www8.cao.go.jp/hanzai/index.html
  
     註:内閣府ホームページからも入れます。 http://www.cao.go.jp
  締切り:11月5日(金)
要求したいポイント
(1).これから3年をかけて新しい被害者支援法が作られる予定です。
そこに、現在対象外となっている海外での被害者も対象とすること、遡って法律を適用すること、給付金対象者の範囲を拡げること等です。
(2).外国から交付される公文書やそれに準じる文書は、翻訳し、説明すること、(原案で努力義務となっている)各種情報の伝達を強化すること
(終了しました。ご協力ありがとうございました)

(32)「被爆ピアノ」演奏会(2010.8.16、8.26追加改訂)
広島のピアノ調律師・矢側光則さんが、広島の被爆ピアノの一台をNYに送り、演奏会を企画しています。矢側さんの父上は消防士で被爆者であったことから、
消防士の犠牲を多く出したNYで演奏会を開くことを思いつかれたとのことです。
予定:
10日(金) The Church of St.Paul & St Andrew,263 W86St、(7pm)
11日(土) ピア40(ハドソン川・灯篭流し会場)(6pm)
12日(日 ) NY本願寺332 Riverside Drive (2pm)
13日(月)The Greenwich Japanese School(15 Ridgeway Greenwich) (8:30am)
 〃    国連チャーチ・センター 777UN Plaza (7pm)
問合せは下記まで   info@peace-hiroshima.org


(31)今年のメモリアル・コンサート(2010.7.8)
第3回 9.11風の輪コンサート

日時:2010年9月11日、開場 18:30、開演 19:00 
場所:New York Society for Ethical Culture Concert Hall
2 West, 64th St. at Central Park West, New York
(下のHPに地図がでています。コロンバス・サークルからセントラルパーク西側にそって少し北に行ったところ、入口は建物の北側です) 入場料:10ドル
プログラム:前半:ゴスペルおよびコーラス
         
「祈り・INORI」(「サダコ」さんの甥、佐々木祐滋さんが「クミコ」さ               んに託した話題曲です)
         
「母の日」(息子を9.11で亡くしたCartierさんの詩による曲。詩は               このHP「家族のページ」にあります。初演)
       後半:ドボラーク「新世界より」 Manhattann Symph. Orch
              (四楽章テーマは
'Going Home'として9.11セレモニーで               もしばしば演奏されてきました)

  詳細は下のHPをどうぞ。

http://kazenowa911.blog6.fc2.com/

(28)9.11被害者に対するアンケート結果報告会について(2009.5.14)

 お知らせ(26)に記したアンケート調査の結果がまとまり、その報告会を次の通り行ないます。国会議員、関係省庁の方が参加される貴重な機会ですので、是非ご参加下さい。
  日時:5月20日(水) 午後6時(集合5時半)
  場所:衆議院
第二議員会館内(集合は同会館受付)(終了しました)

(27)今年もNYでメモリアル・コンサートの予定(2009.4.1、6.1追加)
 この欄(27)に記載されている「9.11メモリアル・風の輪コンサート」が企画されています。詳細は未定ですが、ほぼ昨年に準じて行なわれるものと思います。
NYに行く予定のかたは是非スケジュールに入れておいてください。
 また可能な方は是非出演者としてご参加ください。10分以内という制限がありますが、プロ・アマを問わないとのことですので、ステージから追悼の心を捧げられることをお勧めします。
  昨年のコンサートと、今年の出演者募集の詳細は、主催者のブログをご参照ください。(トップページに「第2回コンサート参加のお誘い」があります)
         http://kazenowa911.blog6.fc2.com/

会場決定:NY Society of Ethical Culture Concert Hall
セントラル・パーク西・リンカーン・センターより1ブロック「暖かな音響のホール」


(26)9.11被害者に対するアンケート調査について(2009.2.11)
ニュース欄でお伝えしたように、現在・一部国会議員、関係政府機関により、テロ被害者支援対策についての研究会がもたれています。ここに、私達の経験を報告して、今後の施策の参考として貰うため、また私達自身の要望をとりまとめる為のアンケートが行なわれます。用紙は近日中に到着すると思いますので、ご協力をお願いします。(3/15現在、銀行サイドで集計作業中です)

(25)NYでの追悼ミニ・コンサートについて(2008.8.1、8.27訂正)                    
 日時:9月11日、19時開演(入場無料)
 場所:ニューヨーク市、320 West 21st (8番と9番街のあいだ)
    (地下鉄A,C,E線、23St駅下車)
  
  P.S.11 William Harris School、 Auditorium(講堂)
       (学校名に誤りがありました。青字が訂正です)

 主催:NJ日本語教会、 企画:NYメンズ・クワイヤ合唱団
プログラム:ピアノ、ヴァイオリン、独唱(ソプラノ、バリトン)、ゴスペル、Jazz ボーカル、沖縄三線、
       男声合唱 等 
(盛会のうち、終了しました)

(24)「連鶴色紙」ご希望の方の連絡先2008.7.15)
 ニュース96でお知らせした色紙ご希望の方で、現在届いていない方は下記あてご連絡ください。一家族1枚ですのでご了承ください。8月15日までにお願いします。
(とりあえず連絡先の掲載を終了します。ご連絡があれば対応します)

(20)関連TV番組放映予告(07.9.4)(終了)
                            
  9月10日(月)20:00〜   テレビ大阪、テレビ東京(12ch)系列各局   「3丁目のポスト」
 (私がインタビューを受けました。視聴者の方はもうあまり覚えておられないから、とのことで事件直後の状況をかなり詳細にお話しました。どのように編集されるかはわかりませんが、当時を思い出したくない方にとってはつらい内容を話したかもしれません。ご容赦ください)                  
(追記)放映に当たってはビルの炎上・崩壊シーンは必要最小限にとどめてほしい旨要望しましたが、全く無視されました。ご覧になった関係者にはつらい思いをされたことと思います。申し訳ありません。

(19)
広島の佐々木禎子さんの鶴贈呈式(NY)に参加を (07.7.31)
 平和を願う広島の千羽鶴の発端となった禎子さん自身が折った鶴が禎子さんのお兄様のから、NYのWTCトリビュート・センターに寄贈されます。(「ニュース72、75」参照)
その際 
日本の9・11関係者の出席を希望されています。今年NYに行く方はスケジュールを調整してなるべくご参加ください。(日本人家族6名の参加があり、無事終了しました)

9月11日(火)午後6時半:講演会、ジャパン・ソサエティー
(8.21追記)
9月12日(水)午後3時 : 贈呈式
             場所:WTCトリビュート・センター(GZ南側)   
   13日(木)正午: 昼食会 (佐々木氏他関係者出席)   
             場所:ジャパン・ソサエティー             
          333 East 47th St, New York NY10017  問合せ先 212-715-1203(NY)源和子様


(17)心理的被害に対する援助(2006.09) (終了しました)
米国赤十字では事件後の精神上の被害についての援助(経済的支援もふくむ)を行ってきましたが、その申請が来年1月2日で終わる事になりました。犠牲者家族だけでなく、キャナル通り以南の職場従業員および住民のすべて、ならびにユナイテッド97便、ペンタゴン関係も対象となります。該当するかたは申請してください。 詳細を見る(付記)下記の説明会は終了しましたが、12月下旬まで東京に電話連絡所が設けられます。また、NYへの直接連絡の方法もあります。   
東京連絡所:****-**-**** 武蔵野大学 小西聖子様、木村弓子様
  (希望者の電話番号を連絡すると、NYの担当者から電話があり、日本語で説明を受けられます)      NY連絡先:電話;212-982-3470, Fax;212-477-0521       
         (国際電話でおかけください)                 
       St.Mark's Place Institute For Mental Health        磯角有希様、今野のぞみ様
         (本人呼出し後は日本語で説明が受けられます)   
      E-メール: 911wellness@gmail.com 今野 または 磯角様
           

主催者「911ウエルネスプログラム」の担当者が来日され、下記のように説明会が行われます。どうぞご参加ください。 (終了しました)                       

11月25日(土) 兵庫県民会館(寿の間)  神戸市中央区下山手通り 4-16-3 13時30分-16時30 11月26日(日) 秀和TBRビル(1階会議室) 東京都千代田区永田町2-10-2   10時−16時                        

(16)関連TV 番組情報 (2006.9.2) (終了しました)
 @TBS 9月11日(月) 21時より
   NEWS23 特別番組  (筑紫哲也、安住紳一郎)
    
 「NYテロ5年の真実・ツインタワー崩壊からの生還」
          (同社ホームページに詳細紹介中です)  

 ANHK・BS-ハイビジョン  9月11日(月
)9時−10時50
    「ハイビション特集」  「9.11日本人遺族の4年」
       
(昨年 収録番組の再放映です)

(14)WTCメモリアルの設計変更説明会(2006.7.11,7.13改訂)
                              
 (終了しました)
      日時:7月19日(水) 13:30より (開場 13時)15時頃まで

      場所:(財)国際文化会館 Bセミナー室
       東京都港区六本木 5-11-16 電話 03-3470-4611参加費:1000円(予定)   
  
メモリアル(含ミュージアム)の設計については、「ニュース」でお伝えしたように、前回来日されたT.Jhonson氏の説明以後 設計変更が行われることになりました。
 この件に関しメモリアル財団の設計コンサルタントであるChanin氏が来日される機会に説明会を開催することとなりました。
 時間的に難しい点が有ると思いますが、メモリアルの設計についてお聞きになりたいかた、要望が有る方はご参加ださい。
 また参加できないかたも、電話等にて当方あてご連絡いただければ要望等お取次ぎいたします。 


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(13)関連番組・放映予定(2005)        
NHK/BS・Hi-Vision 「ハイビション特集」
      題:「9.11日本人遺族の4年」(5家族の物語)
      日時:9月9日(金) 22時ー23時50分(終了)
    NHK  教育TV 「ETV特集」にて再編集し再放映されます。   
      日時:10月1日(土)、21時ー22時30分、(
終了

(12)内閣府で「犯罪被害者等基本計画案の骨子に対する意見」   募集 
  (2005.8.25) 
 昨年秋の国会で「犯罪被害者等基本法」が成立しました。
この法律は被害者と関係者(家族等)の尊厳をまもり、また国・地方公共団体が適切な支援を行うことを定めた法律で、その具体案である基本計画を内閣府で策定し、12月に閣議決定の予定です。その一環として現在意見募集が行われています。
 締め切りは9月5日(必着)です。
この法律は海外における犯罪被害者を含むものと説明されています。私達の場合に遡って適用される事はありませんが、私達の経験を反映させ、今後の被害者支援に役立てることができれば、意義のあることと考えますので、意見具申をされることをお勧めします。
 その方法はは内閣府HPへの書き込みまたは文書による方法があります。(文書の書式はHPから取出す必要があります)
 意見は提示されている項目ごとに提出します。関係項目、意見具申すべき問題点[( )内に表示]は例えば次のような点かと思います。
T 基本方針・重点課題・計画期間
(海外被害者特有の問題、たとえば文書類の翻訳、現地訪問時の
通訳等言語面の補助、現地渡航費の補助等) 
U 重点課題に係る具体的施策
1−1.損害賠償の請求についての援助等
(関係書類の翻訳と文書作成にたいする援助)
1−2・給付金の支給に関する制度の充実等
(現在海外での犯罪被害者は給付金の支給対象になっていないので早急に法改正し、国内被害者と同等の扱いとする)
4−1・相談および情報の提供等
(外国から来る文書の翻訳と説明)

 意見には氏名、住所等を記載する必要があります。またどこかに
9.11被害者である事を記載するほうが良いと思います。
詳細は次のHPをご覧下さい。(現在このHPからは接続していません)

    http://www8.cao.go.jp/hanzai/index.html

〒100-8970 東京都千代田区霞ヶ関 3-1-1
  内閣府犯罪被害者等施策推進室「骨子意見募集」係
FAX 03-3581-0902      締切り:平成17年9月5日(必着)

(11)メディカル・エキザミナーから鑑定作業に関する公式レター(2005)
3月末発送で関係者におくられてきています。回答が必要です。
まだ受け取っていない方は下記をご覧下さい。
        メディカルエキザミナーとメモリアルパーク 

(10)アメリカ被害者団体メンバーの予定
3月19日(土)13時より「地下鉄サリン10年シンポ」の一部として講演
          (社)日本記者クラブ・10階ホール(入場無料)
   20日(日)午前、地下鉄 霞ヶ関駅にて献花
  
 21日(月)昼ごろより 日本の9・11関係者との懇談の予定
(懇談会が当初お知らせした日より1日遅くなりました。
参加可能の方は 住山までご連絡ください。)(終了しました)

(9)番組予告
9月11日(土) 午後9時-10時54分  フジテレビ
 題名:  「9.11」
 原作:杉山晴美「天に昇った命、地に舞い降りた命」
                         (マガジンハウス刊)
 脚本:大石 静
 出演:和久井映見、稲垣吾郎 他
 (追記:高い視聴率で無事終了いたしました。視聴者、制作関係者に感謝します)

同局では3年後の家族の現状を紹介する番組を準備中で、9月23日深夜(24日早朝)放映の予定です。詳細は追ってお知らせします
 追記:上記番組は9月24日午前2時55−3時50分、フジTV番組'NONFIX’の一つとしてとして放映されました。「終わらない911、日本人遺族それぞれの物語(仮題)」
(終了しました)


  (8)NY市の「WTC健康登録」
 9.11当日、現地にいた方の健康追跡調査のための登録が行われています。登録締め切りは8月13日です。
詳細は  http://www.wtcregistry.org. 参照
電話:1-866-692-9827(30分程度のインタビューがあります)          (一応締め切りとなりました)         (2004.8.1)

(7)東京都の「思い出ベンチ」
 東京都では昨年に引き続き「思い出ベンチ」の募集をおこなっています。対象地区は昨年より拡大し、都立各公園で75、霊園で25の計100基、募集期間は来年1月20日ですが、定数に達した場合は締め切りとなります。(参考「過去のデータ〜」)
     23区内:東部公園緑地事務所  03-3821-7001
    多摩地区:西部公園緑地事務所  0422-47-0114

(6)白鳥晴弘さんの講演会(盛会のうちに終了しました)
     5月27日(木) 午後 1:00〜2:30
     津田塾大学(小平市) 特別教室
     公開講座「総合」、年間テーマ「旅」の一環として
     一般聴講可、

 (5)「千羽鶴フレンドシップキルト展示会」
 ハワイアン・キルトの製作グループが、同時多発テロ追悼のキルトを製作し、NYに献呈する前に日本で展示会を行なうとの連絡をいただきました。一つのブロックに3羽の折鶴が刺繍され、全体で千羽鶴となっています。昨年7月ホノルルでのイベントに集まった世界中の方が協力して製作されました。
(展示は終了しましたがこのグループのHPで写真を見る事ができます。 http://info@anne-hawaiianquilt.com/ )
日時:
2月16(月)、17(火)、18(水)日
 午前9時ー午後5時 
場所:東京お台場 (ゆりかもめ:台場駅前)
    「ホテル・グランドパシフィック・メリディアン」1階アトリウム       (入場無料)


(4)番組予告(ラジオ)  

ニッポン放送(1242KHz) :スーパーステーション
  「9.11 アメリカ同時テロ〜あの日を忘れない」  
                  
2月14日(土) 19:30-20:30
 関東地区、他に一部の地方系列局で放送予定

(3)カウンセラーの紹介     
  武蔵野大学(元武蔵野女子大学)の小西聖子(たかこ)先生からカウンセリングの申し出がありました。小西先生は犯罪被害者や交通事故被害者のカウンセリングに取り組んでこられました。まず電話でご相談くださいとのことです。              
連絡先等詳細

(2)「思い出ベンチ」の寄付者募集
 東京都では、日比谷公園と井の頭公園に設置する「思い出ベンチ」の寄付者を募集しています。
 ベンチ前面の背もたれ部分に、寄付者名(20字)、メッセージ(40字)を記した真鍮製のプレート(5.5×15cm)を取り付けることができます。価格は15万円と20万円が有りますが、デザインが異なるだけで、プレート部分は同じです。
 
募集期限は3月10日ですが、定数に達した場合は終了となります。 12月末現在、残数は日比谷は20弱、井の頭は50以上です。耐用期間は7年、各公園内での場所の指定はできません。
 NYの公園などでよくみかけましたので参考までにご紹介します。日比谷公園では大噴水の周囲で設置が始まっています。

 日比谷公園
   東京都建設局東部公園緑地事務所工事課
   〒110-0007 東京都台東区上野公園 7-47 
   電話 03-3821-7001  e-mail S0200251@section.metro..jp

 井の頭公園
   東京都建設局西部公園緑地事務所工事課
   〒180-0005 武蔵野市御殿山 1-17-59
   電話 0422-47-0114  e-mail S0200220@section.metro.tokyo.jp

申込書は各公園窓口のほか、郵送、ファックス、メールで配布されます。また、下記よりダウンロードできます。(募集に関する詳細も見る事ができます)
  http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/omoide/


(1)米国司法省への要望事項等の聞き取り調査
  犯罪被害者の援護活動にとりくんでいるいる第一東京弁護士会に所属する弁護士グループがアメリカ司法省担当者の依頼を受けて、日本の被害者家族への連絡などが順調におこなわれているかなどの調査をはじめられました。
所属企業を通じて連絡があるはずですが、一部連絡がとれない方もあります。関心のある方は下記まで連絡をおとりください。  
                                
連絡先等詳細

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