5.追悼式、追悼施設


 5−2−3:その他の追悼施設(アメリカ国内) 

6.殉職消防士の追悼レリーフ(2006.9)
レリーフ左側              レリーフ右側(絵本にもなった消防艇も見える)

メモリアル敷地の南外側(トリビュト・センターの2棟西)の消防署西壁に設けられた。上部には消防士の活躍と下部には殉職者 343名の氏名が記されている。

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5.アメリカン・エクスプレス社のモニュメント(2006.9撮影)

       
同社の11名の犠牲者名を刻んだ11角型の水盤の中央に大型の水晶があり、上部から涙を現した水滴が落ちてくる。グラウンドゼロ西側再部にあるフィナンシャルセンター第ビル1階ロビーにある。    

[訂正]従前、第1ビルと記載していましたが、第3ビルの誤りでした。通称アメックスタワービルです。同社の社名のある東側ドアからはいれます。ウインターガーデン側から出るときは、通路正面出口でなく少し右に回りこむと出ることができます。グラウンドゼロ周辺地図も誤っており、訂正しました。たいへん失礼しました。                  
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4.「善き羊飼いの教会」(The Church of the Good Schepherd)
WTC鉄骨の十字架のモニュメント
(2006.10.21)


この教会はニューヨーク・マンハッタン島北端のインウッドにある。  
鉄骨は港湾局警察(PAPD)から教会に寄贈され、2002年7月ここに設置された。その周囲は小さなメモリアルガーデンになっていて、関係者の写真付きのメモリアルスト−ンがおかれている。その前の道路は、インウッド市立公園への通り道になっていて、フリ−マーケット風の露店が並んでいた。地下鉄A線終点、Inwood駅前(2006.9撮影)     

3-2.英国メモリアルガーデン(2007.09〜2012.9
 英国は67名の犠牲者をだしました。アメリカ以外では最多です。有志の募金により、NY市内ウオール街近くのハノーヴァー・スクエアにメモリアル・ガーデンが建設されました。以下はその経過です。                             
                            
2007年9月現在、植樹は終了、周囲のフェンスを除きほぼ完成しました。 ただし、フェンスにUK構成国の紋章がとりつけら    れる予定ですが、肝心の部分が未完成ということになります。市民には既に開放され,ビジネスマン達の憩いの場となっています。                                                                                   
 
2009年9.月、「ブリティッシュ ガーデン」の銘板(写真右)がつけられました。ニューヨーク市の公園として管理さています。  2010年8月、エリザベス女王を迎えて開所式が行われました。東側の道路と隔てるフェンスの上に、犠牲者の出身地を表す 紋がつけられました。 (中央に彫刻が立つ予定になっていますがまだ設置されていません)(2010.10追加)   
2012年9月、銘板は「エリザベスU世記念Sep.11th公園」に変えられていました。(彫刻はまだ有りません)          

 
公園の西側入り口と公園のプレート

3-1.JFKに展示された英国メモリアルガーデンの模型(2006.1)

JFK空港に展示されているNY市内・ハノーヴァー・スクエアに建設中の英国メモリアル公園の模型。英国は67名、アメリカ以外では最多数の犠牲者をだした。BA,ANA,UA のチェックイン・カウンター前にある。
(2006年9月現在、路面整備のみ終了した段階で植栽はまだでした)
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2:ロングビーチ海岸のベンチ(2005.1)                    
 ロングビーチは大西洋岸に広がる美しい海岸です。JFK空港に着陸する時、目の下に広がっています。マンハッタンからはペンシルバニア駅から鉄道(LIRR)で1時間弱で行くことが出来ます。海岸には木製のデッキが続いていて、潮風の中で散歩やジョギングを楽しむ事が出来ます。波打ち際にむかって沢山のベンチが置いてあり、人々が休んでいますが、これらは殆どが亡くなった方をしのぶために、家族や友人が寄贈したものです(写真左)。9.11関係の犠牲者をしのぶ物も数多くあります。                                       
この地区には消防、警察関係者の住宅がが多く約200名の犠牲者をだしています。地域での家族団体の活動も活発に行われています。               


写真右はベンチ背面のプレートで、両親から消防士(FF) Eugene M. Whelanさん(31才)と、同じ署の5人の仲間に捧げられています。

1:街角の小さなメモリアル(2004.10 )                    
  追悼式のあと、このHPの「家族のページ」に詩を載せているカルティエさんをNY市東部・クイーンズ地区にあるお宅に訪問しました。お宅の前は一方通行の道路ですが、その入り口の交差点の道路番号標識の下に、なくなった息子さんのお名前を記した標識がつけられていました。正式名称と並んで、通称として使われているようです。                                   
  「毎朝、出勤する人たちはこれを見て行くのですよ。」とカルティエさんはうれしそうに話していらっしゃいました。アメリカにはこのような標識が各地に出来ていそうです。(KAZU)                                               
      

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