2006.9までの確認者はすべてこれまでの鑑定方法による結果で、2006.01に発表された新方法によるものではありません。 (先に本欄にて新方法により1名が確認されたとの記載を行いましたがこれは従来の方法によったものでした。訂正します。(ニュース38関連)
旧ドイツ銀行のビル屋上より多数の骨片が発見され、その数は700に達しました。上記の表で回収試料数が増加しているのはこのためです。現在周辺のビルについても再調査が進行中で、その数は更に増加の可能性があります。 (2006.9)
2-2-3:「回収写真」の公開について(2005.3)
NY・NJ
港湾局は、トレードセンターの瓦礫中から回収された写真を、犠牲者家族に限定してウエッブ・サイト上で公開しました。閲覧方法は次の通りです。
(1)港湾局のサイトに接続する。 www.panynj.gov/wtci
(2)ユーザー名、ID番号を入力する。
ユーザー名は犠牲者氏名を、鈴木一郎であれば isuzuki と入力します。
ID番号はメディカル・エキザミナー発行のIDカードの
番号の、英字で始まる頭7桁を使います。
(コピー、ダウンロ−ドは禁止されています。
ID番号の管理には充分ご注意ください)
2-2-1:NY市警察(NYPD)における遺留品保管
および返還状況について(2004.10)
NYPD は、
9.11の前日おこなわれた米国の遺族団体主催の集まりの席上、次の数字を発表しました。
(2004.9.10)
|
|
個数 |
註:原語 |
1 |
回収遺留品数 |
26,779 |
Total of Voutures
(2+5) |
2 |
引換証発送数 |
19,094 |
Total of closed voutures
(1の内数)(3+4) |
3 |
返還数 |
17,622 |
Return (2の内数) |
4 |
対象者死亡 |
1,472 |
Decedents(2の内数) |
5 |
残数(未確認) |
7,685 |
Remains(1の内数) |
註:用語が専門的で解りにくく、意訳しています。)
2-2-2:遺留品の返還請求について(2004.10)
米国の家族団体より、受領した文書によると、個人財産の返還手続きには次の要件が必要との事です。
@NYPDの財産管理所WTC窓口(特設されている)にゆ き、書類(Voucher)をうけとる。 A遺言書があるときは、上記@の書類を代理裁判所(Surrogate Court)に持参し、死亡者の財産の管理許可を得る。
B遺言書がない場合には、@の書類を公共行政事務 所(Public Administrator's
Office)に持参し、
財産の管理許可を得る。
CNYPDに@の書類を返却し、所有権の正式の記載を
行う。
連絡先:Inspector Jack Trabitz
New York City Police Department,
Property Clerk Division,
One Police Plaza,Room 208,
646-610-6186
あるいは遺留品についての別の問合せ先
Michel Henley,
Evidence and Property
Control Specialist,
World Trade Center Project,
Manhattan Property Clerk.
(646) 610-5531
前のページに戻る
トップページへ戻る